やめよう自慢

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ワークショップたくさん

弊社内のウェブ検討の会議で、何年も前に「ワークショップ」も分類にするべきだと主張したら、心優しい担当者が3冊ほどしかなかったのに1ページつくってくれた。それが現在では8冊になった。 2016年2月、最新刊『ワークショップのはなしをしよう 芸術文化がつくる地域社会』は私の尊敬する今井良朗先生の著書である。今井先生は、1999(平成11)年設立の芸術文化学科の中心メンバー。初代主任教授の田村善次郎先生(2004年弊社刊行の『ネパール周遊紀行』の著者)とともに、この新学科をリードした第2代主任教授であり、この3月に退任のご予定である。 ムサビの8冊のワークショップ本には、それぞれフィールドの違いがあ...
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大地からパワーチャージ

本日からMAUPには、組版マスターMさんがいらしています。(嬉しい!)…忙しい時期に入ったと意味しますf^_^;)月曜日から雨~!こんな日は…視覚からだけでも、瑞々しい自然のパワー、チャージしてください!(MAUPメンバーはしっかりおなかに入れます!)呑猫さんからいただきました。いつもありがとうございます。この年末の山場を、大地のパワーで乗り切りましょう!今週もファイティン!![総務:ピロイ]
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基本○○ですから

15年も昔のことだけれど、いただいた御原稿に「われわれ」が頻出していた。「なんでこうも〈われわれ〉を主張するのかねぇ」と嘆息していたら、卒業したてのアルバイト嬢が「きっと宇宙人なんですよ」と言うや、喉にトントンと手を当てながら「ワ・レ・ワ・レ・ワ」と声を震わせてみせたので大爆笑したことがあった。なんとすばらしい解釈であろうか。しょうがないよね、宇宙人が相手なんじゃ。つい先日も、一緒に仕事をしている若いデザイナーに「ちょっと直しといてって、いとも簡単に言われてさぁ」とメールで愚痴ったら、「○○先生は、基本ジャイアンですから」と即レス。これにも爆笑した。嬉しいなぁ、こんなメール。ジャイアンじゃしょ...
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浪曲・木馬亭

来年、音楽論の教科書を出します。目次案が手元にあるのですが、これまでにない、独自なアプローチで「音楽と文化」を多面的に捉えようという試みです。その中に「声」というテーマもあり、だからというわけではないのですが、友人と「能の謡いとか人形浄瑠璃の太夫とか、声の力ってすごいよね」という話をしていたところ、「浪曲もおもしろいよ」という話になりました。で、浅草の木馬亭へ行って来ました。雷門から仲見世を抜けて本堂の前で左に折れ、奥山門を出て参道へ。このあたりはかつて花街だったそうですが、しばらく行くと右手に木馬亭があります。この日は席亭の根岸京子さんが「第36回松尾芸能功労賞」を受賞されたお祝いの特別企画...
MAUPのヒミツ

デコポン ゼリー

先週、(もしくは先々週あたりかな)T取締役からいただいたダンボールいっぱいのデコポン!甘酸っぱくて美味しいのですが、剥いて食べる時間がなく、週末でも、沢山残ってしまってました。この土日を挟むとだいぶ傷んでしまう、と呑猫がこのデコポンを自宅へ持ち帰り、なんとデコポンゼリーを作ってきてくれました。のどごし爽やか、甘さもさっぱりと丁度いい!デコポンの果実がすっぱくてとても美味しかった〜。キレイなデコポン色(オレンジ色、もしくは橙色と表現しようと思ったけど、食べ物を食べ物で例えるのはおかしいな、と)で見た目もキレイ。呑猫がじっくり時間を掛けて作ってくれたゼリー。皆、一瞬で食べ終わってしまったのです。な...
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大曲都市訳『カウンターパンチ』 (4)

本文2色刷。濃いブルーとスミ(黒)をテスト印刷で確認する。 ①女神スーパーブラック(黒)×明るめのブルー ②セピアがかったチャコール×落ち着いたブルー①はシャープな印象、②は想像以上にかわいい。どっちにしようか、デザイナー白井先生の事務所で文字通り、額を寄せ合って検討する。『カウンターパンチ』は、読みやすい本ではあるが専門性が高い。この本は、原著者スメイヤーズさんが、タイポグラファとしてエンジニアの質問に的確に答えが返せなかったことをきっかけに始まる。「どうしてだろう?」彼は推論をしては、古い文献にあたって解答を見つけようとする。しかし、どこにも答えがなく・・・ひとつ扉をひらいては、またつぎの...
ひとりごと

夏野菜!きゅうり三昧!

大雨が続いたり天候が不順でしたが、今週は徐々に夏らしく暑くなってきました。夏と言えば、夏野菜の美味しい季節!本日、呑猫の実家の新潟から沢山のお野菜を届けていただきました。普段しなびた野菜しか口にしない私にはご馳走です!きゅうり三昧!おなかが空いていたのでバグバグ!同じきゅうりでも、ひとつは辛く、ひとつはさっぱり、ひとつは甘く。ローテーションしていると飽きのこない味でした。同じ素材でもこんなに楽しめるなんて!あ〜幸せ。今後押し寄せる大企画刊行。ほんのひとときのホノボノ時間。お許しくださいませ。
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「黒板ジャック」を知ってるかい?

グーグルに「黒板ジャック」と入れてみてください。すぐに「黒板ジャックの画像検索結果」が出てきますね。まずはいくつか見てくださいな、「旅ムサ」名物を。中学生が下校するのを待ち受けて、夜更けまでムサビの学生がチョークで黒板いっぱいに絵を描く。誰もいない教室で、大きな黒板にせっせと描く。翌朝、こんどは中学生が登校するのをじっと待つ。朝いちばんに来た中学生はビックリ!「なんだこれ?」隣の教室で「わぁ!」という声がする。隣を覗くと、ぜんぜん違う絵がある。その隣を見るとまた違う!というわけで、中学校はわーわーきゃーきゃー大騒ぎになるものの、始業のベルがなる直前、その絵の作者はさっそうと登場し、きれいにすべ...
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非売品の2冊納品

本日は2冊の納品がありました。ひとつは、映像学科・富澤正幸先生の退任記念出版『わたしのテレビドラマ作法』富澤先生はNHKでながらくドラマの演出に携わり、そのタイトル一覧の初期作品には「赤ひげ」「雲のじゅうたん」「優しい時代」「阿修羅のごとく」「おんな太閤記」などなど、懐かしい名作がずら〜り!ドラマづくりには何が必要なのか、あつくも静かな筆致と、深いグリーンのきいた装丁がマッチした四六判上製、312頁。そしてもうひとつは『武蔵野美術大学を造った人びと』通称「歴代研」は、歴代の理事長学長について、今まで知られていなかった史実を掘り起こし、確認し、記録しておこうという共同研究。高橋陽一先生を代表に、...
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みる・かぐ・さわる

「図書新聞」3月1日に「共にヨーロッパ留学体験をもつ彫刻家父子の往復書簡」と題して、松本夏樹先生が『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』紹介を書いてくださった。サブタイトル「西欧近代との邂逅という『大きな物語り』が父子二代の内に個的に再現される」がその内容をぴたりと言い得ている。松本夏樹先生は龍門先生ご長女の子息、つまり孫である。おじいちゃん子であった夏樹先生は、今や映像文化史の研究者であるが、おじいちゃんのアトリエで過ごした幼少期をそのアトリエの「匂い」で懐かしむ。さらには、塑造原型に巻くシュロ縄や油粘土の手触りを思い出すのだという。そして「今でも彫刻作品をみるとつい手を触れたくな...