ひとりごと

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雨ふって……

いやー、やっと降りましたね、雨。何日ぶりなのかな? 先月半ば過ぎ、私が帰省している間に降ったとは聞いていたのですが、間違いなく20日以上は経っていますね。その間の暑さは、皆さんよくご存知の通り。人も、草木も、本当にひと息つけた感じがします。台風も熱帯低気圧に変わったようで、それ程被害もなかったのかな? まだ大雨に対する警戒が必要らしいですが、とにかくこれで少しは秋らしくなるのでしょうか? えっ? 今週末はまた気温高め、熱中症に注意ですって? とほほ……。(編集:凹山人)
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「書影」はむつかしい

「書影(しょえい)」という言葉を私の周辺では当たり前のように使っていますが、一般にはなじみがないようで「え? なんのこと?」と聞き返されることがあります。『大辞泉』にも載っていないということは、業界用語かも。何のことはない、本を撮影したものを「書影」といいます。本なんて、テキトーに立てて、ナナメから写しゃいいんでしょ、と思われるかもしれませんが、が、とんでもないことです。ただ撮るならできますよ、でも、やっぱり美人に撮って欲しいではありませんか(本も同じ!)できれば性格のいいところも表現したいし・・・撮ってからの補正も腕の見せどころです。もちろん、大枚はたいて(?)プロカメラマンに依頼すれば、苦...
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夏の終わり

今日は夏期スクーリング業務を終えた通信教育課程チームが、鷹の台からの引っ越し作業を行っていました。およそひと月ぶりに賑やかになった吉祥寺校舎。これも毎年繰り返される、夏の終わりを告げる風物詩といえます。東北出身の私が子どもの頃、夏の終わり=夏休みの終わりを告げる出来事は甲子園の決勝でした。優勝校が決まると夏休みも終わり。いとこに東京では8月いっぱい夏休みだと知らされた時は、とてもうらやましく思ったものです。なぜなの?という子どもがもつ当然の疑問には、決まって「その分冬休みが長い」の答えが。それで納得させられていましたが、実際そうなのかな? 確かめたことはありません。とにかく、8月も今日で終わり...
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今さらですが

残暑というには暑すぎる日が続いていますが、そんな中、ここ数日は今年担当している教科書作りのために、弊社刊行の教職関係教科書や関連資料を読む毎日です。そこで感じるのは、教育とはなんと難しいことか、教師とは何と難儀な職業かということ。当然、教育が単純簡単なことではないとわかってはいますが、教師になろうとする学生さんが使う教科書に書かれていることは、頭では理解できても実際の現場のことを想像すると途方に暮れてしまうようなことばかりです。法律や国からの指導、社会の情勢、子どもたち・保護者の心情やそれぞれの置かれている環境……、教師が考慮すべきことは無限に存在するように思えます。そしてまた、目指すべき教育...
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夏のなごりのヒース

朝起きたら、あららなんだか秋の風。そうか夏もそろそろ終わりか...。秋から冬にかけての仕事漬けの日々の足音がすぐそこに。束の間の夏休みでしたね。というわけで夏の置きみやげです。夏とは思えないこのどんより感。イギリスとかアイルランドのヒースのようですが、これは日本。月見の名所(らしい)です。横倒しになっているのはススキ。風がどんだけ強いんだか。岩山のせいか風が強いせいか、奥に見える小高い岩のあたりにほんの少し樹がみえるものの、辺り一面ススキの原。視界360°開けて遮る物はなにもなし。しかも人工の明かり近辺に一切なし。そりゃ秋になって背丈ほどもある一面のススキの原に月が昇れば、それは素晴らしいよね...
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罪滅ぼし

昨年の反動で、夏休みをとりまくっています。いわゆるお盆は、私にとっては第2弾。実家に帰省しました。越後・魚沼は、おいしいものはたくさんあると思うのですが、いわゆる「お土産!」っていういいムードを醸し出す山形(←ライバル視!?)のような銘菓がない……。そんなわけで、冷酒を土産にしました。塩沢の青木酒造「鶴齢(かくれい)生」。休み明けのMAUPの冷蔵庫は、こんな感じです。これでは、あまり罪滅ぼしにならないか……。ということで、下記ごらんくださいませ。暑い毎日、涼を感じとっていただけたでしょうか? って、結局、自慢。こちらは、第1弾の夏休みに撮影したもの。宣言通り、7月末に私の敬愛する国民的歌手のラ...
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瓢箪

あまりにも静かで、仕事が手につかない(?)ハムコ。去年は大学の80年記念誌の最後の原稿が入らず、著者の名誉教授O先生に面とむかって「あたし本当に怒ってるから!」←ホントにこう云った! ↑去年がタイヘンすぎた・・・今年のあたしを許して・・・はっ!? ぼんやりしていてはいけない。せっせと社内の緑に水をやり、お世話をせねば。メンバーに瓢箪が加わりました。[緑化委員:ハムコ]
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いつまでつづく、この猛暑

「暑い暑い、と云ってはならない。暑いのはあなたひとりではない。云えばよけいに暑くなります」と生活デザイン学科研究室で高見堅志郎先生に躾られたせいなのか、それともしなびた顔が悪いのか、「ひとりで涼しい顔をしやがって!」とインネンをつけられやすいハムコ。わたしだって暑いです。本日も晴天なり。炎天下の午後三時、S名誉教授が資料を持参してくださる。暑いときに申し訳ない。打合せが終わり、おしゃべりをしているとS先生はお宅で「空調服」なるものを愛用しておられるとご自慢。ネットで検索してみると・・・ダサイ作業服にモーターがついている、はやい話が「小さな扇風機のくっついたうわっぱり」のようなものだ。屋外で作業...
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開発の波

以前このブログでも触れた掃除、整理整頓の流行は、ついに大がかりな机や備品の移動にまでおよび、我が出版局は少し前には想像もできなかった程、スッキリとしました。視界の妨げになっていた世の高い棚や、未整理のものの山などがなくなったおかげで見通しの大変よい空間に。私のとなりでいつ崩れるかヒヤヒヤものの高い山を築いていた呑猫も、広い新たな席に移って行き、過去のことなどなかったことのように新環境を満喫している様子。それに比べて、今回私物の移動もなく整理を8月の課題と決め込んでいる私の机周りは、見通しのよくなった室内に置いては異様な標高の高さを誇っています。「ここは、旧市街だから……」などと苦し紛れに言って...
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ケセラセラ

もう6年前になりましょうか…新潟県中越地震。あの地震がなければ気づかなかった、知り得なかった、人の心のちから。私は、呑猫さんと同じ新潟出身です。実家は、まさに最大震度6強といわれた震源地のそばでした。ムサビに入ると同時に、もうずっと東京で生活しているので、ニュースを見た時は、実家でいったい何が起こっているのか…ほんと、頭がまっしろ。当時一緒に暮らしてた姉と、無言のままテレビの画面をただじっと見つめるだけで、何もできない動けないどうしようもないもどかしさ。運がいいのか悪いのか、その時父は出張で上京していて、父が来た時、私たちは父に抱きつきました。抱きつくっていうか、しがみつくっていうか…まぁ、そ...