耳寄りなお話

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フランス帰り

ムサビのパリ賞受賞による一年間のパリ滞在をおえて帰国したカメラマンの三本松淳(さんぼんまつ じゅん)さんが、久しぶりに出版局に遊びにきてくれました。 渡仏前より少々ふっくらとして、とても元気そうで何より。滞在中のお話をいろいろと聞かせていただいたり、パリを拠点に各国各地をまわられた際に北欧の極寒の地で撮影された作品を拝見したりしました。パリの街はスナップショットがあまり得意でないはずの自分が撮っても絵になってしまうから嫌であまり撮らなかったというお話は、なるほどそういうものかと思いましたね。 自分では「何もしなかった一年」とおっしゃっていましたが、なかなか充実した時間を過ごされ...
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MAUP学会デビュー

「最近は学会でも売れないねー」 「学会にすら行けないっていう研究者もいるしねぇ」 「研究費が減ってるからさ、本を買ってくれないんだよ」 「いやぁ、でも学会は売れるよ」 「高額な本ほど動くからなぁ」 などという会話が、大学出版部協会では聞こえることがあります。 「学会」とは縁の薄いMAUP・・・そうか、学会って儲かるんだ ・・・と他人事だったのですが、ついに、MAUPも学会デビュー! 明後日19日から20日、わが武蔵野美術大学で開催される 第49回大学美術教育学会東京大会。 大学だけではなく、幼稚園から高校までの教育現場はもちろん、 さまざまな場で美術の教育普及に携わる...
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「デザイン」はいつから?

直木賞を受賞した中島京子『小さいおうち』を読みました。 戦前から戦中の東京が舞台です。 今は昔。ブルーノ・タウト研究にひっぱりこまれ (その成果のひとつが『タウトが撮ったニッポン』) 彼の来日した昭和8年から離日した11年までの人々の意識 などを調べる必要から、当時の人の日記をずいぶん読みました。 永井荷風、野上弥生子、古川ロッパの日記を同時並行して 読んでいく・・・という地味な作業なんですが、 これがじつにおもしろかったんですねー。 自分の任務をすっかり忘れて読みふけったものです。 というわけで、この時代を描いた小説なども読むのが好きで 『小さいおうち』も手にし...
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造本装幀コンクール

昨年10月刊行の白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が、このたび第44回造本装幀コンクールにて審査員奨励賞を受賞しました。撮れたての書影をご紹介します。凹山人撮影による『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』です。 可愛いでしょう。しかも繊細。中央のタイトルがはいった帯の左端をよーく見ていただくとわかりますが、きのこ、が。ほんとか?と思った方は書店にてご確認ください。裏表紙では中央に、きのこ。ケージは無類の「きのこを愛する人」でもありました。 各章扉、本文組も見てください。造本を手がけてくれたデザイナーの寺井恵司さんが、ユーモア、ア・シンメトリー、ノイズ、余白をテーマ...
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展覧会情報

昨日から、この春に刊行した『絵画空間を考える』の著者のお一人である堀内貞明先生の退任記念展「堀内貞明-人間のいる風景」が、鷹の台の武蔵野美術大学 美術館で開催されています。 40年以上にわたりムサビで教鞭を執られてきた堀内先生の画業を、50点以上の油彩画やデッサンで紹介する展覧会。残念ながら私はまだ拝見していないのですが、作品以外の見所として先生のアトリエが再現されており、モチーフにされている品々(どれも大変なお宝だとか……)も展示されているそうです。 なかなか画家の制作の現場は見られませんからね。作品はもちろん、作品が生まれる場の空気も味わえるであろうこの展覧会。私も楽しみにして...
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