電子と紙の話
t:eehが編集作業にはじめてコンピュータを使ったのは1992年頃です。これはたぶんとても遅いはずです。それから10年もしないうちに文字、画像ともにデータ入力・入稿が当たり前のこととなり、いまじゃコンピュータなしで本作れないよ、と電気音痴のt:eehですら思う昨今。「編集の仕事は鉛筆1本と原稿用紙あればできるから」と信じていた時代からたったの20年。ポジフィルムはトレスコ(トレーススコープ)でアタリをとるのですが、毎日下を向いてアタリばっかりとっていたので蓄膿症になっちゃったと苦笑いしていたデザイナーもいました。電子書籍を購入(ダウンロード)してみました。紙の書物のスタイルを踏襲してはじまりか...