4月の新刊『表現者のための憲法入門』のひきつけられる写真の秘密

志田陽子著
『表現者のための憲法入門』の表紙写真は、
「民族問題」「難民問題」「日本の現在」に
関心を持って作品を撮られ続けている
フォトジャーナリスト、ビデオジャーナリストの
豊田直巳さんの御作品です。

「生活に困窮する人びとが暮らすサダム・シティー
(現サドル・シティー)。
その日その日を懸命に生きる庶民が暮らしていた」と、
説明があるのですが、
まず、この女の子の瞳の透明さ、綺麗さに心を打たれます。
真実を知りたい、そんな眼です。

本文にも豊田直巳さんの御写真10作品を掲載しています。

・イラクで空爆を受けた老婆の姿、
・パレスチナの難民キャンプの少女、
・インドで石炭運びの労働をさせられるこども

など、沢山の涙が隠れている傷心の人びとの姿が撮られており、
一枚一枚が力強く、一枚一枚が私たちに語りかけてきます。

もちろん『表現者のための憲法入門』のために
撮られたものではないですが、
各章毎に一枚を掲載し、
憲法とは、表現とは、いや結局、人間とは、に迫ってくる
志田先生の文章にピッタリの配置になっており、
この本の見どころのひとつでもあります。

豊田直巳さんの御作品が
ご覧になれるWEBサイトはこちらです。

ぜひ、書店でお見かけの際は、
手に取ってご覧になってください。

  志田陽子/著
  『表現者のための憲法入門』本体価格2,000円

そして…
プロのカメラマンの紹介のあとに
勇気あるね〜!というか、
無神経だね〜!という感じで
非常に恐縮ですが、
[さくら咲いてました]ということで、
夜桜を撮ってきました。


渋谷の桜坂です

どうぞみなさま一年に一度の
春のいい匂いに包まれてくださいね。

[営業ずっち☆]

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