雨の重陽

9月9日の重陽の節句に台風が来ました。
6日のお昼過ぎからずーっと雨。4日間降りっぱなしです。

9は奇数の最大数で、陰陽でいうと、偶数は陰、奇数は陽。
その陽数の最大数が重なるから重陽っていうんだな、と理解しておりまして、最強の陽の重なりは、中庸を重んじる陰陽的にはあまりよろしくないのですが(強すぎる)、それがどこかで「強さ=災いを破る」に転移したと聞いたことがあります。
重陽の節句にはお酒に菊の花びらを浮かべて飲む風習もあったそうですが、菊の花びらの重なりは重陽という言葉にふさわしい気もします。

陽という字と雨という字がしっくりしないと、よけいなことを考えながら、ざんざん降りの雨の中、井の頭公園の中をバスで走り抜けました。
よけいなことは忘れちゃいましたね。
雨の中の井の頭公園、どんだけ魅惑的だったか。
夏をすぎて鬱蒼と茂った木々が雨に煙る、煙る。
樹の幹を覆う苔とか、遠くに見える木の葉の重なりが雨に滲んで緑の怪鳥に見えたり。
乱視+近眼+老眼ですからね。何だってありです。

さすがの土砂降りでバスを降りて歩きたい、とは思いませんでしたが、バスの窓にへばりついてうっとりと公園の緑を眺めてました。

で、雨の井の頭公園を反芻してうっとりとカレンダーを眺めていたら9月があと10日程度しかないことに木がついたじゃなくて、気がついた。

えらいことじゃん…。

編集:t:eeh

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