こんな本です『デザインに哲学は必要か』

啓蟄過ぎたのに空気がひんやりしてます。でも春は来ています。春、おめでとう!! もう一度。おめでとう。
4月に書店に並ぶ古賀徹 編『デザインに哲学は必要か』の書影をご紹介しましょう。


著者は古賀徹、板東孝明、伊原久裕、山内泰、下村萌、シン・ヒーキョン、小林昭世、池田美奈子、藤崎圭一郎(掲載順)。哲学者、デザイナー、編集者、介護の現場に生きるNPO法人代表者ら、9名の著者による論考集です。

デザインと哲学の共通点は何か。デザインだからこそできるアプローチは何か。
デザインはどんなふうに世界を変えてゆくのか。
全てのデザインは、制作という具体的な行為を通して、世界を新しく解釈する理論的実践・実験のプロセスなんだ。
という、とてもダイナミックで意欲的な本です。9名の著者の原稿を読みながら、「これはなんと豊かなアプローチなのか」と思っていました。
他にあまりない内容の本です。多くの人の手に届きますように。

編集:t:eeh

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