ある雪の日のおはなし

雪が、降りましたね。
でも、新潟県出身者としては、このくらいの雪で、何をそんなに大騒ぎしているのかと…(発言が不謹慎だったらすみません)
上京したての頃は、雪がない冬の方が、私には不思議なものでした。呑猫さんも、きっとそう思っているはず*

雪が降ると思い出すシチュエーションがあるんです。

姉が初めての出産の時。1月の、それはそれは‘これぞ新潟の冬!’って感じの、ふわふわで大粒の雪が、みるみるうちに静かに大量に積もるような一日で。
姉の旦那さんは、雪が全く降らない国の人だから、とても感動して。その日は、‘降ってくる雪’を見ることが、生まれて初めての出来事だったらしく、いつもは、すっごく落ち着いててジェントルマンなザリンさん(姉の旦那)が、朝起きるなり、子供みたいにパジャマのまま、裸足にサンダルで外に飛び出しました。
…何かを祈るように、あるいは何かを見つけたように、空のただ一点だけをじっと見つめて、「キレイダネ…」と静かに言いました。
その姿があまりにもきれいで、空から降る雪に見とれるザリンさんに、私は見とれてしまいました。
「姉に出会ってくれて、世界規模で姉をみつけてくれて、ありがとう」心の中でつぶやきました。急にそんな思いがわき上がって。

姉夫婦には、素敵なドラマが多すぎるのです。だから少し表現が大げさに思えても、これで抑えてる方なのです。どうか大目に見てください。

…時々、話しの流れや趣旨を忘れてしまう。
雪が降ると、ザリンさんのその姿を思い出す…*

おまけのコーナー。


うさぎ年だから、一応うさぎのつもり。スカーフさせてみました!☆

[総務:ピロイ]

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