まちがいなくタヌキ

先週のこと。凹山人が「吉校にタヌキが出たそうですよ」と言いました。ハクビシンではなくまちがいなくタヌキである、そうです。
t:eehは本物のタヌキを見たことがない。正確には、祖父の襟巻きになってしまったタヌキは見たことはあるので、歩いている本物のタヌキを見たことがない。

するとタヌキが、じゃなくて凹山人が、(本校のある)鷹の台キャンパスには多分住み着いてますよと言い、ハムコが「会ったことがある」と言い出しました。

ある日、道を歩いていると向こうから「小さめの犬」が歩いてきたそうです。ポメラニアンのように見え、散歩の途中で迷子になったか、ついうっかり外に出てしまった飼い犬だと思ったハムコはとっさに保護せねばと思ったそうです。

そしてハムコは心持ち腰を落として捕獲の体勢をとった。
t:eehの頭の中にはハムコ対小さな犬(実はタヌキ)の構図が完成します。わははははははははははははははは。
で、どうしたの?という質問ができない。

ハムコが言うには、
犬じゃないことはすぐにわかった。それに、犬は人と目が合った瞬間に直角に曲がって姿を消したりはしない、と。

なるほど。
ある日ハムコがついうっかりとタヌキを捕まえようとし、タヌキが直角に曲がって姿を消したと、それだけの話なんですが、なんだか浮世離れしているのである。

編集:t:eeh

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