いぬ・ねこ・かえる

『マルチメディアを考える』3月発売

清水恒平先生『マルチメディアを考える』のゲラが外部校正から今朝、戻ってきた。ぎゃっと明らかな脱字、なるほどここはわかりづらい箇所なのかな、という指摘の数々。明日、清水先生に相談をし、最終調整をして入稿という最後の正念場みたいな状態です。この書籍の装丁は、寺井恵司さん。寺井さんより、欧文タイトルを入れたいとのこと。「ThinkingaboutMultiMedia」ではいまいちか・・・こういうときは、ムサビ言語文化研究室の0先生に「たすけてください!」とメールでお願いし、お知恵を拝借している。『マルチメディアを考える』は、デザイン情報学科「マルチメディア表現」の教科書であり、テクノロジーとデザイナ...
いぬ・ねこ・かえる

出世魚

まじめな話のあとに「なんじゃ、それ」な話です。申し訳ない。まだ深海暮らしなので魚の話ね。関東ではお正月の魚は新巻鮭と言われますよね。よく知らないので違っていたらすみません。関西のお正月の魚は、鯛はもちろんですが、ブリが大事です。鰤。脂ののりきったブリのお刺身はほんのちょっとお醤油につけただけで脂がじわーっと溶けるのであります。わさびを効かせたお刺身と、白みそ丸餅のお雑煮はとてもよく合う。程よく塩をして焼いたブリもお雑煮によく合う。雑煮はもちろん、たっぷりと贅沢な出汁を引いて、正月用の特別な白みそ(普通の白みそよりも色は白くて甘みが勝ってます)を使います。普通の白みそより。とろんとした甘みがある...
日常の業務

10年に一度では、間に合わない

 教科書は、古くて良い。正確に言えば良い教科書は古くても、古い部分が学習者にも学びとなり、新しいものが学べるのである。ムサビの出版局の教科書で言えば、水尾比呂志先生の『日本造形史 用と美の意匠』。出版局の刊行は2002(平成14)年だが、その内容は以前に書かれた原稿の改版である。 一方で、科学技術や社会動向の影響を受けるデザイン分野をはじめ、教科書の改訂を長期計画で実現する教科書は弊社でも数多い。 そのなかでも、法律改正や制度変更の影響をダイレクトに受ける教職課程の教科書は、大変である。学校の教育内容を左右する学習指導要領は10年に1度、大改正が行われる。正確な法律用語でいえば、総入れ替えの「...
刊行・販売案内

『ホスピタルギャラリー』『ワークショップのはなしをしよう』在庫ございます!

営業ずっちです。今日は東京夜半に雪が降るとのことで、寒い一日になりました。さて、なんどもご案内していますが、最新刊2冊、◎『ホスピタルギャラリー』板東孝明編 板東孝明・深澤直人・香川征著定価:2,160円(本体価格:2,000円)◎『ワークショップのはなしをしよう〜芸術文化がつくる地域社会』今井良朗著定価:1,836円(本体価格:1,700円)絶賛発売中です!もし、とあるサイトで在庫切れなどの表示があったとしても、弊社倉庫には在庫はタップリ(いまのところ!)ございますので、安心してご注文ください。(とあるサイトで、品切れになっていて、古書店ルートで定価より高額で販売されているような場合がありま...
日常の業務

ちょっとそこまで…

いいお天気。……とか言ってる場合じゃない現場ですが。。。本日これから、ムサビの新宿サテライト(新宿教室)へ行ってまいります!在庫チェックと、売上をいただきに…ムサビの新宿サテライト(新宿教室)でも、ムサビグッズを販売しております。お近くにお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。もれなく…、晴れていれば富士山が見えるビュースポット、付いてます☆おじゃまするのは年に1~2度。カテゴリーは‘日常の業務’ですが、ちょっと非日常な業務にワクワクな日常の業務を遂行して参ります。いざ出発!(遠足前の小学生なノリ、すみません…f^_^;)[総務:ピロイ]
日常の業務

(カッコ)の真意

オフィシャルなメールは簡潔で要領を得てこそ……とはいえ、溢れんばかりの気持ちを伝えたくて、記したのが「(うれし涙)」。2月末日納品である書籍のページ数が1月20日になっても定まらない。その意味するところは=束幅が決まらない→表紙、カバー、帯のデザイン案ができても入稿データは作れない→思ったような色校の仕上がりにならなかったら、進行の挽回が厳しい……という流れになってしまう。前もって「1月21日にならないときちんとページ数をお伝えできないですが、おおよそ**ページ、この用紙で束見本を作ってください」とはお願いしていても、相手もMAUPの仕事だけしているわけではなし、仕上がりは1週間は待たないとね...
ひとりごと

春遠からじ

ツイートでもお知らせしているとおり、荒井経著『日本画と材料 近代に創られた伝統』を立て続けに書評で取り上げていただきました。・『図書新聞』第3239号、4面、筆者:宮田徹也さん・『芸術新潮』2016年2月号、p.136、筆者:諏訪敦さん本当に、ありがたいことです。いずれの書評でも、ただの研究者ではない、日本画家でもある著者の視点に注目してくださっています。本書をつくる上で、大事にした部分なので素直にうれしいですね派手な本ではありませんが、じわじわと拡がっていってほしいものです。是非、お手にとってみてください。話は変わりますが、ここのところ、毎日寒いですね。冬はこうでなくては(強がりに聞こえるか...
いぬ・ねこ・かえる

深海より

いつのまにやら1月末なんですね。今年初のブー当番です。ずーっと深い海で過ごしてました。深度3000mくらい? 当然光は射さない、極彩色の海の生き物も見かけない。暗い海の底に、紙の束と無数の赤字と付箋が飛び交ってるわけです。殺伐としてます。この深海暮らしは2月の第1週まで続く予定で、いま最後の土壇場前の一瞬の休息、みたいな感じです。時たま庭の花が咲いているのに気づくわけです。3月のお水取り前に咲き始める椿が去年の11月頃からずっと咲いてます。お正月はいつもつぼみばかりなのに今年は花盛りでした。パソコンの都合でどういうわけだかこれ以上写真をアップできないのですが、下の椿は2015年11月に咲いたも...
いぬ・ねこ・かえる

『ホスピタルギャラリー』は何の本?

先週末に納品された『ホスピタルギャラリー』編者である板東孝明先生、ブックデザインの平野昌太郎さんにまずはチェックをしていただき、次に著者である深澤直人先生、香川征先生にお届けする。それから協力してくださった方々に御礼のお手紙とともに献呈。ようやくその作業が一段落した。徳島大学病院ホスピタルギャラリーbeの開設当初から展示写真を撮り続けている川崎孝志さんは、深澤先生、香川先生との打合せにも同行してくださり、その写真も『ホスピタルギャラリー』に収められている。献本後すぐに川崎さんからメールをいただいた。「焼きたての本といいたいところですが 刷りたての本が届きました。 急いで箱を開封し 出現した本の...
刊行・販売案内

【近刊タイトル】3月中旬発売5タイトル!

寒い日が続いておりますが、みなさまお元気でいらっしゃいますか?MAUスタッフ内でも風邪は厳禁。2月1日発売の『ホスピタルギャラリー』、『ワークショップのはなしをしよう』に続き、3月中旬には、本学通信教育課程のテキストでもある5タイトルを刊行いたします。本日は、タイトルのみご紹介。近日中に紹介UPしますので、少々おまちください!【2016年3月中旬発売】『東洋美術史』朴亨國監修本体:2,400円(+税)『音楽論』白石美雪編本体:2,700円(+税)『ミュゼオロジーの展開経営論・資料論』金子伸二・杉浦幸子編本体:2,600円(+税)『マルチメディアを考える』清水恒平著本体:1,200円(+税)『新...