いぬ・ねこ・かえる

一週間おくれの啓蟄

啓蟄の朝、台所で蟻発見!!開けたばかりの「ブドウ糖5%溶液」20mlアンプルの切り口にしがみついていました(猫のためのブドウ糖です)。甘いものは見逃さない。さすがに啓蟄。さすが蟻。春がきたんだなぁと思います。啓蟄になると電話してくる変人もいて、「なんで啓蟄に電話してくるの」と聞くと、「むずむずするというか、血が騒ぐというか」という返事が戻ってきて、以来、その変人は「もののけ姫」と呼ばれています。一昨年までは、啓蟄に必ず庭のカエルが顔を出してました。そんな馬鹿なと思いながら啓蟄って凄いなと思ったものでした。去年の啓蟄にカエルは顔を出しませんでした。あれ?と思う間にあの大震災と原発の大惨事が起き、...
ひとりごと

あたし妖精だったの

はぁ〜るがきぃた〜 はぁ〜るがきぃた〜どぉこぉにぃきた〜♪ここ! ここに!(あたま?) 先週の金曜日、今年度中の最後の納品となる「造形ファシリテーション能力獲得プログラム2011年度報告書」を印刷所に入稿しました。やったー!そして、昨日は通信教育課程の卒業制作作品撮影の最終日。これが終わると春がとつぜん向こうからやってくるるる。 うかれている場合ではありません。座席周辺、雪崩寸前のなんだかわからない資料整理の前に、経理関係の書類を整えねばなりません。先週の土曜日のこと、経理担当のオーしゃんから必要な書類をいつものように優しくレクチャーされる。 そう、もっと早く提出せねばならなかった。苦し紛れに...
未分類

シンプル イズ …

「辛(つら)い」という文字に線を一本入れたら「幸せ」。韓国語にも、似たような展開をする文字があります。「恋人」(님:古語の場合)に点を一つ入れたら「他人」(남)この一文字の展開、シンプルだけど深い…いや、シンプルなのが深いな…なんて。でも、逆もしかり。「他人」から点を取ったら「恋人」と思ったら、温度のある展開になりますね。いずれにしても、なんだか紙一重というか、表裏一体。この文字作った人、どんな恋愛をして、この文字を作るに至ったんだろ。先人のドラマを垣間見る感じが、なんともドキドキです。でもきっと、文字が教えてくれるみたいに、自分がどこに線一本、点一つ入れるか、あるいは取るかで、全て決まる。い...
耳寄りなお話

ピアソラとケージのために

3月18日14時から横浜のみなとみらいの小ホールで「出逢うことのなかったピアソラとケージのために」という、ちょっとゾクゾクするようなワクワクするようなコンサートがあります。これです。その関連レクチャーが3月4日にありました。題して「白石美雪のはじめて聴く現代音楽」。目からウロコの現代音楽入門講座。ゲストは大友良英さんです。ケージは1912年生まれ。今年2012年は生誕100年で、それにちなむ催しが各地で行われます。ピアソラは1921年生まれですが、奇しくも没年は二人とも1992年です。対談の中でこんなふうなやりとりがありました。「ケージはとピアソラは出逢っていないよね?」「そういうことになって...
刊行・販売案内

『造形ワークショップを支える』ご予約お待ちしています。

3月は新刊ラッシュと前にも書きましたが、営業担当の私は、それを世にだすべく(なんだか偉そう〜)取次会社さんへ登録に行って参りました。取次会社さん経由してMAUPの本は世の中にでております。お知らせしているように『新版graphicdesign』『新版版画』『新版道徳教育講義』『考えるための心理学』の4冊は16日には書店さんに並んでいることと思います。しかし、ほとんどの出版社が取次会社経由で本をだすので3月末ともなると、刊行点数が大幅に増え、とても混雑するのです。これから出来上がる『造形ワークショップを支える ファシリテータのちから』は今月末に刊行される膨大な数の新刊の中の一冊になるわけで、3月...
日常の業務

きったはった

東京は、昨日から急に暖かくなりました。このまま春、とはいかないのかな?今日は業務時間の大半を切ったり貼ったりの作業に費やしました。詳しくは説明しませんが、絵画作品などの画像を出力して、それを切り取り小さな枠の中に貼っていくという作業です。おそらく、私に高い処理能力があるならば、パソコン上で全てを行えばあっという間なんでしょうけど、ここはアナログ、ローテクの方が早いと判断。黙々と進めるしかありません。数が何百とありなかなか手強い作業だったのですが、作業を進めていく間、こうすればもっと効率的だ、ここを揃えるときれいに見えるな、等々、いろいろと考えつきます。それにつれて、だんだんと確実に精度が上がっ...
いぬ・ねこ・かえる

くも・そら・らいおん

先日、はじめてskypeを体験しました。iChat(MacOSXに付属するソフトで、インターネットを使ったテレビ電話のようなもの。ざっくりいいすぎ?)よりもいいかも。ソフトを選ばず、距離を感じさせず、ちょっと前の衛星中継くらいな感覚でやりとりできて、すごい!便利なものは享受したい! となると、やはりcloudサービスがスムーズになる環境にしなくては。我が家のパソコンのOSをMacOSXLionにしなくては。夏にはMountainLionになるといいますし……。
半径2m以内

朝のホラー体験

月曜日からこんなタイトルでごめんなさい出版局の部屋って、2部屋がドア1つ(扉外した状態)で繋がってるんですけど、朝着いて、部屋の鍵開けて…電気もついてなくてまだ誰もいないはずなのに、向こうの部屋でキーボードをパチパチ叩く音がする……なんかめっちゃ怖い。こういうの、ほんっとムリなんですけど…おそるおそる覗いてみると、…窓に雨がパチパチ当たる音でした。そんなに音一致する?!ってくらいキーボード叩く音でした。間違いない。結構本気で怖かったです。今までも、雨の日の朝なんていっぱいあったのに。降り方で音が違ったのか。私がただボーっとして通り過ぎていたのか。後者の方が確率高いな…週明けの朝で、エンジンかか...
いぬ・ねこ・かえる

カエル泳いで春きたる

今月刊行、高橋陽一先生の『造形ワークショップを支えるファシリテータのちから』装幀ができあがりました!(あえて書影は掲載しませーん)装幀は、工藤強勝先生のデザイン実験室。挿画は『美術館のワークショップ』も担当された山岸彩乃さんです。このワークショップシリーズは「手」を意識してつくってきましたが、今回は異色。スーイスーイとカエルさんが泳いでいます。水面には波紋が現れます。この波紋はどんどん広がるワークショップ!楽しそうでしょ? というわけで、いま、ハムコはこの単行本と、『造形ファシリテーション能力獲得プログラム 2011年度報告書』が入稿直前で、もがいております。同時進行で通信教育課程の卒業制作の...
日常の業務

雪も数字も積もります

昨日の雪が、まだ若干残っている3月1日です。東京で雪が降っても、翌日には消えている印象がありましたが、まだ残ってる…相当降りましたね。あー温泉に行きたい♨最近の主なお仕事としては、著者の先生方の印税計算をしています。先日、経理のKさんに来ていただき、一緒に読み合わせをしました。なにせ著者•編者の先生方が300人以上いらっしゃいますから、お一人ずつ「〜先生」とお呼びできず、なんとなく申し訳ない気持ちになりながらも、まさかの呼び捨てで読み上げ。日常会話じゃ有り得ないです!だけど、学生時代に教わったり、お世話になった先生のお名前を読み上げる時は、無意識に敬称をつけている…こんな事務的な、淡白な作業の...