2015-04

日常の業務

嗚呼!256頁

ハムコは新刊を256頁におさめるために、いわば超過しないようにいそしんでいますが、私と凹山人は、256頁にたどりつかなくて、涙になってきつつある日々。「大学院修了集」の話です。今年は、MAUPがうけおって過去最高の256頁になることが決定しています。美術専攻の原稿整理が終わって、その分は私が組版をはじめていますが、「去年はデータを渡してから2週間でかえしてもらった」と凹山人にいわれ、だから組版して初校を出校するのは4月20日なのですが……。自分で調整できない、依頼モノを優先していたら厳しい状況。それを告白すると、ひきかえにデザイン専攻の原稿整理を終わらせる予定の凹山人もツマっているとのこと。2...
企画?つぶやき?

新見隆先生『キュレーターの極上芸術案内』

いよいよ4月24日、大分県立美術館がオープンする。「五感のミュージアム 出会いのミュージアム」館長は、ムサビ芸術文化学科教授の新見隆先生。新見先生は、そんな訳で、なにしろめっぽう忙しい。忙しいにもかかわらず『キュレーターの極上芸術案内』なんて本をMAUPから出すのだから、ますます忙しい。「ミュージアムとは、美しいものや驚きを与えてくれるもの、さまざまな〈訳のわからないもの〉に出会って、それを〈面白い〉と思えるようになるような〈人生体験の道場〉なのである。」というミュージアム愛を追究するだけの本ではない。旅するキュレーターが巡りますのは、ニューヨークを振り出しに、尾道、パリ、東京、京都、ウィーン...
MAUPのヒミツ

↑という文字は、この4月にはよく見られるワード。増刷!とか増産!というワードもいいですけど、新刊!とか新商品!…もっと好き。という訳で、久しぶりにMAUグッズの新商品を展開します。夏の校友会チラシでご案内予定です。季節問わず使えるものですが、特に夏に使えるグッズかと…いつもナゾナゾみたいな予告、すみません。でもワクワク感持って待っててほしいので。お楽しみに〜[総務:ピロイ]
ひとりごと

どこへいった?

月曜日の初夏のような陽気は何だったのでしょう。その後は、雨もしくは曇り。晴れても、風が冷たい。今日も冬のような寒さに加え、夕方からは本格的な雨になりました。春はどこへいってしまったのでしょうか?昨日、例の高級住宅にツバメが帰ってきていました。おかえりなさい! 写真でも撮ってこのブログに載せようかと思い、今朝また覗くと、高級住宅は空でした。この天候で、ツバメもどこかへいってしまった?そんな中、ムサビの美術館(鷹の台)では、昨年度の卒業制作・修了制作優秀作品展開催中です。〈平成26年度武蔵野美術大学造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展〉会 期|2015年4月6日(月)ー4月30日(木)休館...
やめよう自慢

浪曲・木馬亭

来年、音楽論の教科書を出します。目次案が手元にあるのですが、これまでにない、独自なアプローチで「音楽と文化」を多面的に捉えようという試みです。その中に「声」というテーマもあり、だからというわけではないのですが、友人と「能の謡いとか人形浄瑠璃の太夫とか、声の力ってすごいよね」という話をしていたところ、「浪曲もおもしろいよ」という話になりました。で、浅草の木馬亭へ行って来ました。雷門から仲見世を抜けて本堂の前で左に折れ、奥山門を出て参道へ。このあたりはかつて花街だったそうですが、しばらく行くと右手に木馬亭があります。この日は席亭の根岸京子さんが「第36回松尾芸能功労賞」を受賞されたお祝いの特別企画...
刊行・販売案内

『眼と精神』を読む_販売開始

富松保文先生の熱い訳と注による『メルロ=ポンティ「眼と精神」を読む』が昨日、取次会社に搬入され、販売開始になりました。公式には4月10日発売とご案内していますが、書店に並びはじめ、電子書店でも購入が可能になりました。本サイトも、それにあわせて詳細ページを追加し、top頁も変更! とても素敵な装幀ですが、webでは伝わりにくいです。ぜひ書店で手にとり、そのままレジヘどうぞ![制作:呑猫]
武蔵野美術大学♥

武蔵野美術大学出版局 = MAUPは……「マウピー」とよみます

武蔵野美術大学は昨日4/6が入学式でした。ご入学されたみなさま、おめでとうございます。緊張とともに期待を胸一杯にふくらませて入学式へ参加されたかと思います。あたらしい角出、心から祝福いたします!新入生の皆さまにあらためて武蔵野美術大学出版局のご紹介を…。英語にすると、MUSASHINOARTUNIVERSITYPRESS略して「MAUP」。よみかたは「マウピー」といいます。私は、なんとなく「マウプ」と言ってしまうのですが先日、わが編集長に「マウピー!」と注意されました。ああ、そうだっけと。自分のなかでは、「マウピー」が本名なら、「マウプ」があだ名で…なんて勝手に申してますが、みなさま、ただしく...
いぬ・ねこ・かえる

ハチ公から反省まで

「ハチ没後〈ハチ十年〉に捧げる」という帯を見て東大出版会がこんな本を出すのか?!と驚いたのだが、昨年3月のシンポジウム「東大ハチ公物語」をもとに、同タイトルでつくられた本だという。『ドボク・サミット』というオタク・シンポジウム本を担当したハムコとしては、興味津々・即刻購入。今年の3月には「ハチ公と上野英三郎博士」像建立がニュースで話題になった。でも、ニュースでこの像を見たとき、正直に言うと「飼い主を見て嬉しくなって飛びかかる犬というのは、赤ちゃん犬か、バカ犬か、どちらかに違いない・・・」と呆れたのだ。あまりに無邪気すぎる造形。しかし、編者である一ノ瀬正樹先生によると、この像は、夢の中で再会を喜...
日常の業務

教員プロフィール集web

4月1日はエイプリルフールと決まっていますが、maupが4月1日に決まってやる仕事というのが、教員プロフィール集webの更新です。年度はじめの日に、新任・退任・昇任・主任教授の変更を、地味に地道に更新しています。今年は、この仕事を担ってから初めて新任の先生がいらっしゃらなかったのですが、新たな著書や論文を加える修正作業も行いました。ほんの一部ですが、ご紹介すると身体運動文化研究室の北徹朗先生、教養文化・学芸員課程研究室の宮原ひろ子先生は、書影などを追加。ぐっと印象が変わりました。ムサビの専任の先生をみわたせるサイトになっているので、どうぞ閲覧、ご活用くださいませ。[制作:呑猫]
ひとりごと

さくら

さくら きれい…桜の話題続いてすみません…でも、今!な感じで全力で書きます。なんでしょう…桜が満開な中を、ただ歩いてるだけで、すごく歓迎されてる…お祝いされてる感じ…しませんか?f^_^;)‘はじまり’を、教えてくれるような、後押ししてくれるような、そんなお花ですよね。なんか、しあわせ。美しいものは、存在してるだけで、ただそれだけで感謝…という考え方。同感。美しいものを見たいのは、人の本能。美しいもの。美しい心。美しいヒト。たくさん、感謝。さくらの花言葉「心の美しさ」「精神の美」いま、満開の桜に聞いてみたい。どれほどあなたは何かを悟ってきたのか。どれほどあなたは全力で愛し、愛されてきたのか。聞...