新見隆先生『キュレーターの極上芸術案内』

いよいよ4月24日、大分県立美術館がオープンする。
「五感のミュージアム 出会いのミュージアム」
館長は、ムサビ芸術文化学科教授の新見隆先生。
新見先生は、そんな訳で、なにしろめっぽう忙しい。
忙しいにもかかわらず『キュレーターの極上芸術案内』
なんて本をMAUPから出すのだから、ますます忙しい。

「ミュージアムとは、
美しいものや驚きを与えてくれるもの、
さまざまな〈訳のわからないもの〉に出会って、
それを〈面白い〉と思えるようになるような
〈人生体験の道場〉なのである。」
というミュージアム愛を追究するだけの本ではない。

旅するキュレーターが巡りますのは、ニューヨークを
振り出しに、尾道、パリ、東京、京都、ウィーン、大分、
アムステルダム・・・街の喧噪や、匂い、花花や星星に、
〈アート〉と〈食〉が結びつく。
しかし、こんなに音楽の話が入るとは思っていなかった。
担当編集者は驚きつつ、もっているかぎりの
シューベルトをつぎつぎと聴きながら、
なんとしても256頁におさめる算段をしております。
だから、いつ発売か、まだ聞かないでね。
[編集:ハムコ]

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