サブタイトル「大学出版部の編集技術」

シンガポールの名所、ナイトサファリに行ったのは
かなり昔のこと。night zooの通称どおり、
ここは夜に見学する動物園。
月下をゆっくり歩くトラの美しさにうっとり。
その一方、見たこともない小さな小さな鹿!
ほんとうに猫くらいの大きさでした。
その後、あんな「ミニ鹿」は見たことがありません。

なんでこんな話題から始めるかというと・・・
大学出版部協会に所属しているわがMAUPは
動物園における「ミニ鹿」のようだ思っています。
動物園にくる人々は、ジャイアントパンダをはじめ、
大きなぞゾウさんやキリンさん、ライオンを見に来る。
「ま、珍しいからミニ鹿も入れてやるか」
というわけで、MAUPもまぜてもらっている。

大学出版部協会の編集部会で、
「編集マニュアル」をつくろう!という意見が出たとき、
そういうものがあると便利だなぁ・・・と思いました。
造形学部通信教育課程の開設と同時に46冊の教科書を
刊行したMAUP。
とにかく通信教育課程開設までに刊行することに必死。
わからないことがたくさんありました・・・今も。
他人事のように「編集マニュアル」の話を聞いていたら、
なんとそのとりまとめのメンバーになってしまい、
ライオンさんやキリンさん、ゾウさんにまじって
ミニ鹿なりに参加した「編集マニュアル」が
『本の作り方』となったことは先日のブログでお知らせ
しました。サブタイトルは「大学出版部の編集技術」。
まだまだ未完成。永遠の未完かもしれません。
しばらくは大学出版部の中だけでの公開です。

「編集」は、もちろん、企画ありき!
はじまりは、すべて「企画」にありますが、
本づくりには重版に備えるなど、
「管理」して「売る」という「経営」の
バランス感覚も必須。たとえば価格の設定、
たとえば宣伝の仕方、たとえば装丁のあり方
・・・すべてこのバランスの中で決定されている。

本という「かたち」をあらためてしみじみと手に取る。
その一方で、電子書籍というあたらしい「かたち」を
模索せねばならない。ミニ鹿には荷が重い。。。
[編集:ハムコ]

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コメント / トラックバック5件

  1. ケロT取締役 より:

     ミニ鹿って本当にいるのですね。私は人間ほどの大きさのある伝説の蛙さんに会える日を楽しみにしています。
     パンダさん、ぞうさん、どうかミニ鹿をよろしくお願いします。アマガエルぐらいの大きさですが…。

  2. 竹中英俊 より:

    《「編集」は、もちろん、企画ありき!
    はじまりは、すべて「企画」にありますが、
    本づくりには重版に備えるなど、
    「管理」して「売る」という「経営」の
    バランス感覚も必須。たとえば価格の設定、
    たとえば宣伝の仕方、たとえば装丁のあり方
    ・・・すべてこのバランスの中で決定されている。》
    そうですね。

  3. ハムコ より:

    営業ずっち☆に「ミニ鹿ってかわいすぎるんじゃないですか」
    と爆笑(バカに)されました。いや、それくらい特異な小さいスケール、
    という意味なんですけど・・・やっぱりかわいいほうがいいしね・・・
    先日、ミシマ社・三島邦弘さんの『計画と無計画のあいだ』を
    遅ればせながら読みました。彼の企画への情熱(編集の情熱)はわかる、
    それがそのまま営業につながっているところもすごい、かっこいい。
    でも、「管理」の部分の記述がほとんどないために、
    「経営」がみえづらく、ちょっと残念でした。

  4. maup より:

    そんな可愛くていいのでしょうか〜嬉しいです。
    ミニ馬鹿ではなくて、良かったです。

    ずっち☆

  5. ケロT取締役 より:

    竹中さんの硬派な着目点に対して、私の関心がひたすらミニ鹿のことで、すいません。
     私の研究室のグッピー軍団は、日本学科所属の巨大な鯉さん同様に、挨拶する、えさをねだる、喜ぶ、不機嫌そうにするというコミュニケーション行為ができるのですが、体格、頭脳の比率を考えると驚異だと思います。
     ミニ鹿の出版局も、基本的なマネジメントと編集技術は、パンダさん、ぞうさんを見習ってがんばります。それにしても、ミニ鹿って本当に手乗りサイズなんだろうか…。

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