牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展― 2

2018年9月14日

北海道胆振東部地震の発生から早いもので1週間がたちました。あらためまして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

先日、このブログでお伝えした「牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展―」(→ こちら)。台風21号の接近に地震と開催直後から災難に見舞われましたが、冨田さんご自身の無事と展覧会の様子をブログで報告されています(→ こちら)。明日、9月15日(土)には、予定通りアーティストトークが開催されるとのこと。牛を描き続ける作家の思いや制作にまつわるエピソードなどを、直接聞くことができる良い機会と思います。是非、お出かけください。

牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展―
会期:2018年9/4(火)~10/14(日)
休館日 : 毎週月曜日
時間 : 10:00~17:00
会場:神田日勝記念美術館(美術館HP → こちら
住所:北海道河東郡鹿追町東町3-2
電話:0156-66-1555 
観覧料 : 一般 520円、高校生 310円、小中学生 210円
※鹿追町民無料

イベント:アーティスト・トーク
冨田さんが会場を案内しながら、自作について語ります。
日時:9/15(土)13:30~14:00
会場:展示会場
※参加無料・事前申込不要(要観覧券)

(編集:凹山人)

ツイート

秋色

2018年9月13日

ほおずきの旬は、7月~8月。
寒い地域では9月下旬~10月頃とのことですが…

個人的に、なんとなく「秋」のイメージなんですよね…
色合いからのイメージなのかなんなのか…

こちら。‘食べられる’ほおずき。
IMG_4751
IMG_4752

通信チームのKさんより、いただきました。
ほおずきって、観賞用(食べられない)と思っていたので、

「っえ? ほおずきって食べられるんですか??」
って、おもいっきり聞いちゃいました(笑)

甘酸っぱくて、ほのかに香って、美味しかったです!

多分、酸 → 甘 → 香
の順に脳内伝達(笑)

最終的に香りがいちばん記憶に残りました。

… なんともいえない、
儚さの中にある奥深い香り。

喩えるならば。。。
昨日すごくいい夢見たんだけど、なんだっけ…
あ〜、思い出したいのに思い出せない!! (>_<)
…みたいな感じの、ふわっと、ほんの一瞬の出来事…な、香り。

「雲を掴むような香り」とでも喩えるのが、いちばん早かったです f^_^;)

抜け殻もきれいです。
IMG_4759

子どもの頃、母がほおずきをモチーフに布に絵を描き、
それをろうけつ染めにして、ピロイ3姉妹にワンピースを作ってくれたことを、思い出しました。

ほおずきって、漢字で「鬼灯」、英語で「Chinese lantern plant」と書くんですね…
どちらも、灯りが灯るようなイメージ。
色的にも、言葉的にも、季節的にも、ちょうどハロウィンを連想します。

ほっこり、秋を感じる、今日このごろ。

注!! :ほおずきは、食べられるものと観賞用があるようですから、道端で見付けてむやみに食べちゃだめです〜(笑)

[総務:ピロイ]

ツイート

ささやかに? 90周年

2018年9月12日

武蔵野美術大学は、来年の2019年に創立90周年を迎えます。

80周年の時のように記念誌を刊行しませんが、ささやかながら、例年とはちょっと違うことを考案中。
そのひとつが、編集:凹山人が担当する「学生手帳」です。ビニールカバーは、これまで白色で刷ってきましたが、別色にしよう、そうなると、差し紙は……と、目下、デザイナーの棚橋早苗さんと検討しています。

差し紙は、これまでNTラシャの四六判、100kgベースを用いてきました。クラフトっぽい用紙を使いたいとのことで、候補を聞くと、その銘柄はハトロン判。う〜、四六判に換算する計算式は……と、手放せない私のマニュアルのひとつ、エディタースクールの「印刷発注のための 紙の資料」を開くも、計算が面倒。こういう時は、すぐに思い出せてよかった竹尾さんのWEB「坪量・連量早見表」で、ちゃちゃっと算出しました。

大々的ではないけれど、地道に製造費を検討して、ささやかでも、90周年のお祝い感を出したいと思っています。

[制作:呑猫]

ツイート

ものをつくることは

2018年9月11日

「ひどい夏だったね」が挨拶代わりになってしまう、平成最後の夏でした。
夏前に大雨が西日本を襲い、酷暑が続き、夏の終わりに北海道を震度7の地震が襲いました。
治水を考えるなら、山が崩れないように、山の保全と林業のありかたと過疎対策とこの3つは大事だな、と山崩れで形が変わってしまった地元の山を見ながら思ったしだいです。

風土が荒むと、人の心も荒むんじゃなかろうかと思う。

いま津村耕佑先生の企画本をつくっていて、この夏を超えて、やっと見通しが立ちそうなんですが、
津村先生は、ものをつくることは、個人の精神や思考を守ることでもあると考えてます。
また、2013年にあった森美術館LOVE展のアーティストインタビューで「貴方にとって愛とは何か」と聞かれ、
「クリエイティブな行為が愛なんだと思う」と答えてます。

守るといっても、既にあるものをかたくなに保持し続けるのではなく、細胞が増殖と死滅を繰り返すように、
新しい視点と視野と発想で、物事を何度も何度も捉え返し、解体し再生するのだと。

津村先生に一年間くっついて聞いたお話をまとめたものです。
ほんとうは、語りすぎるのはよくないと、津村先生は考えておいでなのですが、
素敵な作品の輪郭を、ときに具体的に、ときに抽象的に、愛溢れる言葉で語っていただきました。
秋の終わりが初冬にはお届けしたいなぁと思ってます。

編集:t:eeh

ツイート

【フェア情報】MUSABI SHOP〜ムサビグッズフェア(ジュンク堂書店吉祥寺店)始まりました!

2018年9月10日

ジュンク堂書店吉祥寺店7F・エスカレーター脇にて
期間限定「MUSABI SHOP」をオープンしております!
web_jk003_7529

武蔵野美術大学のオリジナルグッズ
「MAU GOODS(マウ グッズ)」
を豊富に取り揃えています。
新作エプロン(ネイビー)もございます!
また武蔵野美術大学グッズをお求めの方には、

umesumi bookcoverを差し上げます。(数量限定)
会場には、大学案内も置いてありますので、こちらもご注目ください。

また丸善丸の内本店様では、美術書出版会協賛の
「Defrag2」フェア開催されています。豪華290冊!

こちらもどうぞお立ち寄りください。 

[営業Zucchi]

ツイート

吉田事物屋 “STUDIOLO”

2018年9月7日

本日は、個展情報を。

MAUPと同じ吉祥寺校の、通信教育チームにいらっしゃる、
吉田和司さんの個展です。

『吉田事物屋 “STUDIOLO”』
IMG_4739

会期:2018.9.30(日)〜10.7(月)
時間:14:00-20:00 / 最終日12:00-17:00
(会期中火曜日休廊)
会場:Galley子の星(ねのほし)

こちらのギャラリーは、私も数回、伺ったことがあります。
真っ白い壁の、落ち着いた空間。
光が射し込み、空間を美しく幻想的に演出します。
もしかしたら外に一歩出たら、地中海が広がっているんじゃないか…と、思わせてくれるような…
そんな雰囲気の内装です。

吉田さんのWebサイトはこちら

せっかくですので、吉田さんご本人より、コメントを頂戴しました!
こちら ↓ (^_^)
――――
着彩したペン画、作品としての道具の展示・販売します。
最終日以外は20時まで開廊しています。
ご高覧くださいますと大変嬉しいです。よろしくお願いします。
吉田事物屋
――――

吉田さんのWebサイトを見ただけで、結構内容にワクワクします。
代官山という場所柄、周りにはおしゃれなお店もいっぱい。

気候も空気もいい時期…
ぜひお散歩がてら、お出かけしてみては ^_^
私も会期中、おじゃましまーす!!

[総務:ピロイ]

ツイート

災害を憂いつつ

2018年9月6日

一昨日の東京の風は凄まじかった。
18時過ぎに吉祥寺から中央線に乗ったところ、
各駅に10分くらいずつ停車し、国分寺まで
1時間ちかくかかった。しかも駅に着くと、
大木が倒れて南側の出口は通行止め・・・
「たいへんだった」と、お隣の武蔵小金井在住の
友人に昨日メールをしたところ、
学会で札幌にいると返事があった。
「こちらも大木倒れたり、電車止まったり、停電が
あったり、いろいろです。」
そして今朝、北海道地震のニュース。
Twitterを発信しているから無事だとは思うけれど、
いつ東京に戻れるのだろう。
「牛」版画の冨田さんもご無事でしょうか。
札幌に実家がある友人のことも心配だ。

ちょっと仕事の隙間ができたので、つらつらと考えごとを
しながら身辺整理に勤しんでいる。
なんでこんな書類をとっておいたのか?と思いながら捨て、
とっておくものをあらためて分類する。
とうぜんながら企画に関するペーパーが多い。
ううう、こんなに没になったのか・・・
そういえば、こんなこと考えてたっけなぁ・・・
いつまでたっても翻訳原稿ができず、結局、前払金を
返却してもらったこともあったっけなぁ(泣
こうしている間に、某著者から英訳出版を迫る
メールがきた。ええっ、そ、それは・・・
[編集:ハムコ]

ツイート

牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展―

2018年9月5日

台風21号は各地で大きな被害をもたらしていきました。台風は温帯低気圧に変わったようですが、北海道などはまだその影響下にある様子。くれぐれもお気をつけください。

その北海道で、昨日から開催されている展覧会のご紹介。

261

牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展―
会期:2018年9/4(火)~10/14(日)
休館日 : 毎週月曜日
時間 : 10:00~17:00
会場:神田日勝記念美術館(美術館HP → こちら
住所:北海道河東郡鹿追町東町3-2
電話:0156-66-1555 
観覧料 : 一般 520円、高校生 310円、小中学生 210円
※鹿追町民無料

「東京に生まれ、現在はオホーツク海沿岸の小清水町で酪農業に従事しながら制作を行っている若手作家・冨田美穂さんの木版画展を開催いたします。幅2メートルを超える大画面に、本物と見紛うほど緻密に表現された迫力ある牛たちが会場に並びます。神田日勝と冨田美穂、ともに営農のかたわら表現活動を行う2人の作家の競演をお楽しみください。」(美術館HPより)

イベント:アーティスト・トーク
冨田さんが会場を案内しながら、自作について語ります。
日時:9/15(土)13:30~14:00
会場:展示会場
※参加無料・事前申込不要(要観覧券)

以前にもご紹介したことがあったように思いますが、冨田さんはムサビ版画の出身で、学生時代から一貫して牛をモチーフに木版画を制作。大学卒業後は美術館の説明にもあるように北海道の牧場で働きながら、道内のみならず東京をはじめ各地で展覧会を行うなど、精力的に活動を続けています。今回も牛愛に溢れた作品が並ぶことでしょう。お近くの方はもちろん、この期間十勝地方を訪れるご予定のある方も、是非足をお運びください。

作家HP → こちら

(編集:凹山人)

ツイート

〆切とは……

2018年9月4日

〆切とは……のあとに続く言葉は何を思い浮かべますか?

「守るべきもの」
「サバをよむもの」
「ないと、いつまでもとりかかれないもの」などなど
人や状況によって違うことと思います。

今年、課せられた〆切が大幅に前倒しされたものがあります。丸善雄松堂さんの電子書籍「eBook Library」の入稿日です。
電子媒体ではあるけれど、紙のカタログなしには注文がとれないと、年度末に搭載タイトルを網羅したカタログを、丸善雄松堂さんが作成してくださっていますが、
そのカタログに掲載するタイトルの電子書籍入稿データは、これまで年末でした。それが、今回は8月末日に、すばらしく前倒し!

というわけで、この度は、年末にバタバタせずに3タイトル、〆切を守って8月30日に入稿しました。
課せられないと、動けないものなのですねえ。

ちなみに上記のカタログは、年々、束幅を増しています。
2013−2014年版=11ミリ
2014−2015年版=18ミリ
2015−2016年版=22.8ミリ
2016−2017年版=30.3ミリ
2017−2018年版=31.7ミリ

推測するに、新規搭載データが一気に押し寄せては困ると判断されたのだと思います。おかげさまで、夏にひと仕事完了! ただいま査読中です。販売開始になりましたら、またお知らせします!

[制作:呑猫]

ツイート

立川駅西地下道のアートプロジェクト進行中

2018年9月3日

弊社刊行『デザインとコミュニティ』『造形ワークショップの広がり』の共著者でもある齋藤啓子先生がコーディネートする立川駅西地下道のプロジェクトが、立川市と武蔵野美術大学の連携事業としてとりくまれ、多くの学科の学生たちがこの夏休みも活動していました。
これは『造形ワークショップを支える』を教科書とする授業「ワークショップ実践研究」をきっかけにして、2017年度からスタートしたものです。

西地下道の様子(制作途中)

西地下道の様子(制作途中)

立川駅西側にある地下道では、小学生、中学生、高校生、アールブリュット作家などさまざまな参加者による壁画が展開中です。立川駅の中央線と青梅線を横断する地下道らしく、ムサビ学生が準備した電車の外枠が統一モチーフになっていてます。
9月1日、9月2日には、一般公募による市民参加者や、小学生、障害のある方々のグループ、アールブリュット作家など、多様な立川市民が参加して、西地下道に電車をモチーフにした壁画を1車両ごとに描いていきました。

長い地下道だけに、通行する人も多くて、交通整理も大変。このあたりは立川市役所スタッフの各位のお力によります。

通りすがりのみなさんが、声をかけてくれたり、終わってからも立ち止まってみてくれたり。立川駅から西に歩くと見ることが出来ます。企画は現在も進行形です。

〔ケロT取締役〕

ツイート