いぬ・ねこ・かえる

いぬ・ねこ・かえる

入学式の翌日の桜

写真は4月4日のムサビ、右手が美術館、左手が7号館です。この八重桜、学内でもいちばん最後に咲くようで、まだこの状態。午前11時頃だったので、学生の皆さんはおそらくオリエンテーションの最中で、だーれもいません。今年の入学式は3日。桜吹雪のなか、さぞ華やかだったのでは。。。コロナもおさまり、本来の学園生活が戻ってくるのを祝福してくれているように感じます。打合せにいく先々で「いつ引っ越し?」と聞かれ、そのたびに「聞ぃこぉえーな〜い」と耳をふさぐハムコ。そうなんです、出版局は11月に鷹の台校にお引っ越しするんです。が、その前に、ミッションがありすぎて、引っ越しのことなんて考えていられないのが現状。だ、...
いぬ・ねこ・かえる

始まりの季節

始まりの時期がいくつもある、というのはいいものです。お正月、春の始まりの立春、入学式とか新学期とか、春はいくつもの始まりの季節なのである。そして年度という区切り。2023年4月1日からは新しい年度だ。始まりがいくつもあってややこしいのだが、このややこしさがいいのだと年をとるとそんなふうにも思う。始まりの季節に、人々はおめでたい言葉を重ねます。たとえばお正月。お祝いのおせちを目の前にして、曰く、鯛はめでたい、カツオは勝魚、ブリは出世魚、海老はともに腰が曲がるまでの長寿を祝い、昆布はよろこぶ(関西ではこぶと言う)、レンコンは先の見通しがきくように、クワイは芽が出るからめでたい(鯛といっしょやん、ダ...
いぬ・ねこ・かえる

シーレを観たくて上野に行きました

年度末、なんとも落ち着かない日々ですが、どうしてもエゴン・シーレは観たい。ふらりと美術館へは行けないご時世、マスクは無くてもいいけど予約は必須。これがまず、面倒でならないの。それで行くのが遅くなり、しかも、た、た、高っ。平日16時なら空いているのではないか・・・という目論見は完全にハズレましたが、やっと都美館へ。うむむ、意外とシーレの作品が少ない! これなら「エゴン・シーレとその時代」展と銘打つべきではないか。ココシュカも好きですよ、でもねぇ。。。ちょっと残念なキモチ。シーレの風景画のみ、撮影OKというのも不思議でした。ヒマワリが好きなんだけど、今回は来ておらず、それでも「菊」がありました。初...
いぬ・ねこ・かえる

あさっては卒業式

昨日、ついに東京で、桜の開花宣言がありました。例年よりも10日も早いとか。都内よりもずっと寒いせいか、ムサビ鷹の台校のソメイヨシノの蕾は、まだまだかたいようです。あら、こんな桜(?)が咲いていました。ムサビはあさって、卒業式です。この3年間は、コロナに閉じ込められた学校生活でしたが、やっとあしたはマスクがはずせますね。マスクなしで、新たな一歩を踏み出すみなさんの期待と不安はいかばかりか・・・想像もつきませんが、悩むのは若い人だけではありません。老いも若きも、それぞれの「悩み」を抱えています。でも、それがモチベーションにもなるんですよね、と言いたくなるような御本を担当なう。デザインの教育者として...
いぬ・ねこ・かえる

咲かないで、ブーゲンビリア!

昨夜のWBC、オータニくんは人間ではなくてサイボーグなのではないか・・・なんて思いながら見ていました。で、最後に日ハムの伊藤大海くんが決めてくれて大喜びのハムコ。もちろん、きつねダンスで祝しました。そこで初勝利に華を添えるのが、うちのブーゲンビリアちゃん。昨年の冬、ベランダから室内に移動。北側の部屋に入れたので、ハッと気づくと「あんたはイチョウか?」というくらいに葉が黄色くなり、はらはらと9割が落葉!死んでしまったかも、、、と反省して、南側の窓とカーテンの間に置いておいたら、2月に小さな芽が出始め、葉っぱが再生してきたのかと思いきや、だんだんピンクを帯びて。。。いやいや、ちょっと早い。今から咲...
いぬ・ねこ・かえる

祝納品「烏兎匆匆 重政啓治作品集」

本日、「烏兎匆匆 重政啓治作品集」が納品となりました!重政先生は、通信教育課程研究室(日本画)を3月で退任なさいます。その退任記念作品集です(まことに残念ながら非売品)1978年、重政先生は東京藝術大学絵画科日本画専攻の卒業制作に「烏兎」を提出し、サロン・ド・プランタン賞(学内賞)を受賞されます。「烏兎」という表記を初めて見たとき、思わず重政先生に(正直に)「なんて読むのですか?」と聞いてしまいました。「うと」と読むのを初めて知りました(恥ずかしながら)カラスとウサギ、どういう意味なんだろう・・・太陽の中にカラス、月の中にウサギがいるという中国の伝説があるそうで・・・「烏兎匆匆(うとそうそう)...
いぬ・ねこ・かえる

小竹信節先生と焼きりんご

翻訳を中心とした学術書の編集者である友人が「仕事終わりに夜の9時頃から、喫茶店で心ゆくまでタバコをくゆらせて11時頃に帰宅するのが理想なんだけど、近所にそんな喫茶店がどんどんなくなって困っている」としみじみと言いました。チェーン店のカフェではダメで、昔ながらの喫茶店がいいとのこと。なるほど。。。「んぢゃ、吉祥寺に引っ越してくるしかないんぢゃね?」なんて言いながら「くぐつ草」に行ったら、外階段までお客さんが並んでた🙀「よし、武蔵野文庫の焼きりんごだ!」と急に思いついて、勇んで武蔵野文庫へ。が、ドアに「焼きりんご、売り切れました」と手書きのビラが、、、ざ、残念っ。土曜日の夕方だもの、そりゃそうよね...
いぬ・ねこ・かえる

野菊の墓@『新しい教育通義 増補改訂版』

高橋陽一先生『新しい教育通義 増補改訂版』の仕事は、昨年の8月にスタート。改訂なんだしぃ、夏から始めれば楽勝さ、なんて思っていたのがイケナカッタ。やってもやっても、なかなか終わらない(そりゃそうよ、元が680頁だもん)こちらを直せば、あちらが不具合となり、果てしないラビリンス!それでも、1月31日、今日こそ印刷所入稿!という直前、呑猫が「あ、これ、ダメ」と指差した。そこには「現在の成東町」という文字が。。。「上総(かずさ)の国、殿台村(とのだいむら)」は「野菊の墓」の舞台。その殿台村は、のちに成東町となり、さらには、さらにはですよ、2006年に山武市になったのでした。なんで合併するんだよぉ。泣...
いぬ・ねこ・かえる

チョコの日

朝から、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」が頭の中で鳴りっぱなし♪朝テレビで流れてて、そのまま持ってきてしまった笑同居中の小3甥っ子に、「好きなコいるの?」と聞いたら、「いるけど取られた」とフツーのテンションで返ってきた。そこに高1と中3の姪っ子が加わり、「てかさ、こないだ小6の〇〇君と〇〇ちゃん、恋人繋ぎしてたんだけど!エグくない?」。。。もうおばちゃん、ついてけまへん…笑こちらは、小3姪っ子(妹の子/同居ではない笑)が今日の為にチョコを作っております。パパに手伝ってもらいながら😋😍…なんか、お仕事の話題じゃなくて、いつもすみません😅え〜〜、会議資料作成中…。[総務:ピロイ]
いぬ・ねこ・かえる

春の老婆心@ビッグコミックスペリオール

先週、他県に住む知り合いのお嬢さんが、ムサビを受験されました。このお嬢さんが生まれたとき、ハムコは嬉しくなって、赤ちゃん用のビキニをプレゼントしたのでした。あのビキニの赤ちゃんが受験生とは、、、歳をとるはずですわね。気分はすっかり「遠い親戚のおばちゃん」です。祈ることしかできませんが。。。「遠い親戚のおばちゃん」気分に浸っていたところ、天海夏矩(あまみ・なつのり)さんが、ビッグコミックスペリオール「第二回次世代新人マンガ大賞」で入賞!というビッグニュースが飛び込んできました。でかした天海ちゃん!その作品「春の炭」を読んで、ハムコおばちゃんは泣きました。歳のせいか涙もろくなっています。特に青春も...