特別支援教育は「特別」ではない

『美術教育の題材開発』は、ただいま印刷中です。
この本は、18人の著者がいらっしゃいますが、
最初にお原稿をいただいたのは、第5章の特別支援教育における
美術教育に関するものでした。
「特別」ですから、緊張して拝読しました。

しかし、先生が普段からじっと生徒たちを見守り、
なにができるか、どうしたら達成感を得られるのか、
とにかく生徒に寄り添うようにじっと考える先生の姿に
感動し、いまわたしがつくろうとしている教科書の立ち位置を
確認するうえで、じつに貴重なお原稿でした。
ちっとも「特別」ではありません。
ごく当たり前の、あるべき教師の姿がありました。

こういうセンセイになりたい!
とおもいました。そして、こういうセンセイになるために
なにが必要なのか、それがみっちりと432ページに
詰まっています。
[編集 ハムコ]

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