展覧会情報

今日の東京地方、相変わらずの曇り空。梅雨明けはまだですが、ここ数日、気温が真夏のそれに近づいているように感じます。湿気過多の状態ですから、猛烈に蒸し暑いです。こんな調子だと、ちょうど一年後のことも心配になります。
そんな中、東京町田市の町田市立国際版画美術館でこんな展覧会が始まっています。
http://hanga-museum.jp

インプリントまちだ展2019
「田中彰 町田芹ヶ谷えごのき縁起」

会期:2019年7月6日(土)~9月23日(月・祝)
休館日:月曜日
     ※8月12日、9月16日、23日(月・祝)は開館、
      8月13日、9月17日(火)は休館
会場:企画展示室2
時間:平日10:00~17:00
   土・日・祝日10:00~17:30
   ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般800(600)円
    大学・高校生と65歳以上400(300)円
    ※中学生以下は無料
    ※()内は20名以上の団体料金

展覧会webサイト → こちら

若手アーティストが町田に取材した作品を発表する展覧会シリーズの第三弾。自然と人の関わりを木版画で表現してきたムサビ版画出身のアーティスト田中彰さんの新作旧作約300点が並ぶ展覧会(ちなみに、過去2回もムサビ版画出身のながさわたかひろさん荒木珠奈さんによる展覧会でした)。印刷の歴史を追体験して生まれた作品や、「生産地から私たちのもとへと旅する樹木」としてのコーヒーへの関心から世界中の産地などを訪れて制作した作品が一堂に会します。 会期中、観客が参加できるかたちの滞在制作も行われています。

関連イベントも盛りだくさん。

◎町田版画運動 版画でくみあげる 町と人のみなもと
「このイベントでは、作家が美術館の中で新作《町田芹ヶ谷えごのき縁起絵巻》を滞在制作し、来館者と共同で木版画の彫りや摺りを行い、会期末に発表会を行います。発表会のお知らせは参加者とともに木版画ポスターを摺って配ります。」(展覧会webサイトより)

日時:7月12日(金)から 9月15日(日)までの 金・土・日曜日
   13:00~16:30
   ※ただし 7月26日(金)、 9月7日(土)・8(日)は開催なし
会場:エントランスホール 特設スタジオ
● 参加無料 
● 随時ご参加いただけます。 
● 所要時間目安:10~30分程度
● 一度に参加できるのは5名程度です。
  満員の場合、お待ちいただく場合があります。
● 電熱ペン、彫刻刀等を使用。 
● 対象年齢:10歳以上 
● ゲスト参加予定あり。 
● 活動詳細は随時当館HP、公式ツイッターで更新します。

◎トークイベント
出演:田中彰・ 時里二郎[詩人]・ 柄澤齊[版画家]
司会:町村悠香[本展担当学芸員]
日時:9月8日(日) 15:00~16:30
会場:講堂 
●先着100名(申込不要)
● 参加無料。ただし当日有効観覧券が必要です。

◎アーティストトーク
日時 :8月12日(月・振休) 14:00~(60分程度)
● 観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室2入口にお集まりください。

◎担当学芸員によるギャラリートーク
日時:8月17日(土)
各日:14:00~(30分程度) 
● 観覧券をご用意のうえ、 2階企画展示室2入口にお集まりください。

◎ポップアップストア
作家によるオリジナルグッズをはじめ、関連グッズの販売を日時限定で行います。
日時 :8月12日(月・振休)、 9月23日(月・祝)
各日:10:00~17:30

◎プロムナード・コンサート
演奏:玉川大学、桜美林大学
日時:9月7日(土)13:00~、15:00~(各回30分程度)
会場:エントランスホール
● どなたでもご鑑賞いただけます。
● 座席の用意はございません。

同時開催もあわせてどうぞ。

企画展示室1
「畦地梅太郎 わたしの山男」
詳細 → こちら

常設展示室 
「 若き畦地梅太郎の仲間たち
―1930-40年代の日本版画」
 6月26日(水)~9月23日(月・祝)
※常設展は入場料無料

夏休み中の子どもたちにもおすすめです。
ぜひ、お出かけください。

(編集:凹山人)

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