悲しき霜月

霜月朔日、勝井三雄先生の追悼式から始まった。
だからというわけではないが、今月は訃報に接することが多く、
米寿を超えた方ならば、天寿をまっとうされたと手前勝手な
解釈をしているが、自分より年下の方の訃報には胸が痛むばかりだ。
比喩ではなく、ほんとうに胸が痛む。

小林宏一先生の訃報は、ある先生が出版局に掲載紙を持ってきて
くださり知った。
享年77。東京新聞では専門を「メディア研究」としている。
ムサビの短期大学生活デザイン学科で非常勤をしておられた頃は、
本属が成城大学で、あるとき定期券を見せてくださったことがあった。
いくらかは忘れてしまったが、かなりの高額で
「成城の先生たちは、歩いて学校に来るような人ばかりだよ」と
ゲラゲラ笑っておられた。
レイバンのサングラスにトレンチコートが似合う姿からは
想像できないほど、「破顔」という言葉がぴったりの豪快な
笑い方をする小林先生は、その後、東大の社会情報研究所に移られても、
ムサビで非常勤をしてくださっていた。
小林先生の古希をお祝いしたのが7年前。
それがお会いした最後だったけれど、笑顔はちっとも変わらず・・・
今でもそれは私たちの中に生きている。

勝井先生の追悼式で、いつでも会える距離にいるのに、ゆっくりと
話す機会がなかった3人で久しぶりに集まってみたり
(まさに勝井先生のおかげ)、30年ぶりに会う料理仲間がいたり
(これはEちゃんの亡くなった母上のお引き合わせなり)、
不思議な1カ月があと2日で終わる。師走がくる。。。
(編集:ハムコ)

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