コロナ禍で変化/定着したこと

個人的にコロナ蔓延によっていちばん変わったのは、
朝ごはんを食べるようになったことだ。
台所をきれいに片づけてから外出したいハムコ、
朝はその時間を確保できないので「食べない」ことにしていた。
だから午前中は、ずーっと空腹。
でも在宅勤務ならば、通勤にあてていた時間で片づけができる。
ずっと家にいると、食事や片づけを挟むことで「区切り」がつけやすくなるので、
1日3食がすっかり定着した。

しかし秋口から、在宅ではとてもではないが仕事が捌けなくなってきた。
出社するとみっちりと忙しく、あまりにも疲れて、ついには早い時間に就寝。
その結果、なんと、早起きになってしまった!
以前は「片づける時間がないから朝ごはんを食べない派」だったのに、
いまや「早起きだから朝ごはんを食べる派」に宗旨替え。
若かりし頃には考えられない劇変である!!
そうすると、昼ごはんを食べる時間が遅くなり、最近では1時過ぎがランチタイム。
時間の使い方が変わって、仕事の効率はよくなった(ような気がする)
あながち悪いことばかりではないかも。。。

今年の春に刊行した『美術の授業のつくり方』を電子化することになり、
22人の著者にご連絡のメールをお送りした。
去年の今頃は、この本づくりの佳境だったのよね(ホント、タイヘンでした)
たった1年で、学校はなんと変わったことか・・・と心配しつつ。

「私たちもなんとかハイブリッドで授業を行っています」
というご返事は、ムサビ芸文の杉浦幸子先生。
世界自然遺産母島の小学校に赴任された大黒洋平先生からは
「こちらはようやく冷房を切って寝られる季節になりました…。
先日、三澤先生を介してこちらでも旅するムサビをオンラインで行いました。
今週には、オンラインで東京の美術館とつないで鑑賞の授業をする予定です。」
という頼もしいご返事とともに、楽しそうな図工の時間の様子と、
海辺の写真が添付されている。嬉しくなる。

対面でできないならば、オンラインを活用!
「代案」としてではなく、「併用」がようやく定着しつつある。
しかし、書籍では紙媒体と電子媒体の「併用」が定着したとは
言い難いように思っている。
(編集:ハムコ)

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