21年下半期読書アンケート『イメージかモノかー日本現代美術のアポリア』

明日発売の、図書新聞12月18日号には恒例の「21年下半期読書アンケート」が掲載されます。文学者、研究者、批評家など錚々たる方々が、2021年下半期に刊行された書籍・雑誌の中から印象に残った3冊を挙げ、充実した回顧文とともに一年を振り返るという、本好きにはたまらない記事です。そして、布野修二さん柏木博さんが高島直之著『イメージかモノかー日本現代美術のアポリア』を選んでくれました。うれしいです。
一般書店に置いている新聞ですので、ぜひご覧ください。文字たっぷり、ボリュームタップリで読み応えがあります。
活字離れとか、長い文章を読まない/読めないとか、いろいろ言われますけれど、一筋の、文字が連なるテキストをひたすら追っていくつもの世界をくぐり抜けるーそんな経験をぜひしてほしい、それは最高に素敵な旅だぞ、とt:eehなんかは思うわけです。

図書新聞12月18日号12面にジョゼ・サラマーゴの『象の旅』が紹介されていました。象に思い入れのあるt:eehとしては読まないわけにはいかない。「16世紀にリスボンからウィーンまでの道のりをただひたすら連れられるがまま歩いた象の史実に基づく静かな物語」だそうです。悲しい結末でないことを祈りつつ読もうと思います。

再び、お久しぶりのt:eehでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました