『新しい教育通義』696ページ

啓蟄です。新入生たちが満員電車にキャンパスにワラワラと顔を出す季節もすぐそこです(コロナがこのまま収まりますように)。新学期に向けて『新しい教育通義 増補改訂版』が納品されました。

初版が出たのは2018年、680ページの本でした。沈んだゴールドのカバーと厚みが圧倒的な本でした。増補改訂版はさらに厚みを増して696ページ!! 著者である高橋陽一先生の、教育への熱意と読者への目配りの行き届いた誠実さが具体的な形になって迫り、存在感がすごいです。目印のゴールドのカバーもさらに深く底光りしています。

去年の暮れ近くだったかな、ハムコが改訂作業をしていた時にたまたま校正原本を目にしたt:eehは思わず「げぇっ」とはしたない声を出してしまったのである。いや、だって訂正箇所を示す付箋の数が、ほらこんな具合にとんでもなくてんこ盛りでした。向かって左が出来立てのほやほやの増補改訂版、向かって右が初版の校正原本です。

ハムコに「どうよ」と言われ、「いやもちろん、尻尾巻いて逃げますよ」と即答した。この改訂作業の困難さを想像するだけで泣きそうである。

ハムコの献身的な努力が実り、増補改訂版は無事世に出ました。

ハムコ、お疲れ様、おめでとう。そして高橋陽一先生、綿密な訂正加筆作業、お疲れ様でした。増補改訂版刊行、おめでとうございます。

その勇姿がこれです。圧倒的です。本屋で見かけたら是非手にして見てください。本には触覚という大切な要素があります。味わってみてください。

ふたたびお久しぶりのt:eehでした。遠くにいる大切なお友達は元気だろうか。みんな元気でいましょうね。

 

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