長谷川町子さんの絵が表紙の…

大学出版部協会の仲間の
東京大学出版会さんが『矢内原忠雄』を刊行されました。

うむ、この表紙の絵は!
すぐにわかりました。
漫画家の長谷川町子さんです。
『サザエさんうちあけ話』の中の
ひとコマと察しました。

たしか長谷川町子さんはクリスチャンで、
そのお話の中で、東大総長の矢内原さんがでてきたような。
とてもまじめながらどこかしら
チャーミングなオジサマだったような。
もちろん、意識して読んでいなかったのですが、
ああ、あの人か!と。
漫画の影響力ってすごいですね。

私は『サザエさん』が好きで、
子どもの頃からずっと慣れ親しんでいます。
全68巻(多分)のうち、
四コマ漫画の最初のひとコマ読めば
オチが分かります。
そのくらい繰り返し読んでいます。

漫画にでてくるファッションや、
生活小道具など、当時の風俗を見ていると楽しいですし、
政治のことや、大人の関係性など、
子どもの頃に意味がわからなかったことが、
この年になって分かることがあり、
毎度、新鮮に感じるのです。

東京・世田谷の桜新町にある
長谷川町子美術館は何度か訪れています。

そこにあるキャラクターグッズが
とてもかわいい〜。
大人買いしてしまいます。
(自宅にはもっと沢山あります)

そんな長谷川町子さんの絵が
表紙に使われている『矢内原忠雄』の刊行記念対談が
12月11日(日)に東京堂書店さんで開催されます。
大学出版部協会連続フェアの最後を飾るこのイベントです。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

矢内原忠雄の肖像

講師は川中子義勝さん(東京大学教養学部教授)と辻井喬さん(詩人・作家)です。

【イベント詳細】
●会場:東京堂書店神田神保町本店   6F
●日時:12月11日(日) 14:30~
●講師:川中子義勝(東京大学教養学部教授),辻井喬(詩人・作家)
●入場料:500円(要予約)
●受付:東京堂書店神田神保町本店に電話(03-3291-5181)または
メール(shoten◆tokyodo-web.co.jp)にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせください.
イベント当日と前日は,お電話にてお問い合わせください.
※メールアドレスは「◆」を「@」にしてください.

●開催者:東京大学出版会+東京堂書店

※詳細は東京堂書店のブログ  をご参考ください.
※現在,東京堂書店神田神保町本店では東京大学出版会フェアも開催中です!

[営業ずっち☆]

コメント

  1. 竹中英俊 より:

    ご案内いただき、ありがとうございます。
    使用不許可を原則としているところを、事情を説明して許可していただいた時に、この本は成功する、と確信しましたね。とても好評で、重版までもう一息です。

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