未分類

3.11

やっぱり、忘れてはいけない日。忘れるなんてできないほど、記憶に、身体に刻まれた日。自然とは…生きるとは…‘今’とは…ということを、考えずにはいられなかったのではないでしょうか。多くの方が。まるでどうしようもなく、宇宙の、自然の支配下にいるような気もしたし、反面、宇宙に、自然に守られ、生かされていることも思い出したり…たぶん、どちらもそうなのだろうと思います。白にも黒にもなりうる、オセロのような自然の顔。あの日、何度も神様の存在を疑ってしまったし、でも神様を信じてみたい、信じさせてほしい…と、懇願しました。まだまだ被災地は、大変だなんて簡単に言葉を使うこともためらわれるほど、想像できないほどなの...
日常の業務

すごいぞ! b-bag

6タイトルの新刊発売に向けて、今日から取次申し込みです。4社の取次会社に1タイトルにつき複数の献本が必要のため「今回は3日にわけていきます!」と営業・ずっち☆は、大忙し! 車なしで持ち運びは限界があり、本日、1取次会社分2タイトルの献本を中継しました。その際に活躍したのがb-bagです。A3サイズ、F6クロッキー帳が入る丈夫なスグレモノ。「絵本とイラストレーション」「パッケージデザインを学ぶ」を各6冊入れても大丈夫です。天気予報で「風が冷たいので温かくしておでかけください」といっていたので、オーバーを着用していましたが、その上からでも肩かけOKです。たくさんの荷物や重い荷物を運ぶ必要のある方、...
刊行・販売案内

きら星の旅

絵画、音楽、文学、映画、舞台、デザイン等々、何かを伝えるために生み出された作品をきら星と呼んでみました。そんな作品が120個以上つまった『絵本とイラストレーション 見えることば 見えないことば』のお知らせです。先に凹山人が画像をアップしてくれてます。なのに、しつこいですがもう一回。これです。「絵本」を構成する挿絵(イラストレーション)と、端的に切り詰められたことば(テキスト)。その要素が単なる足し算じゃなく、1+1が千にも万にもなるような、そんな表象のあり方について、さまざまな角度から問う本です。収録画像は250。そのどれもが宝物みたいにきれいで懐かしく、ずっと眺めていると、喜びの声と悲しみの...
吉祥寺♥

3月になって

3月になり、新刊が続々完成。営業担当者としては張り切りどころです。書店さんにご案内に伺うのですが、3月から異動になる方もいて、少し寂しい気分。お世話になったP吉祥寺店のSさん、J吉祥寺店のTさん、ご挨拶できずにすみません。いつかお会いに行きたいと思います。また新たな担当の方との出会いもあり、新しく楽しいことが出来る予感もいたします。今後とも皆さま、よろしくお願いします。営業ずっち☆
いぬ・ねこ・かえる

なんとか、冬越しのパピルス

先月も紹介した我が家のパピルスです。大きな被害をもたらした2月の2回の大雪ですが、屋外のこの植物には雪ん子のように囲いをして、なんとか助かりました。すこし囲いやすいように切ったのですが、根元は元気です。さて、ことしの通信教育課程教科書6冊の新刊です。例年4月からの授業にあわせて、通信教育課程学生に通信教育課程事務部から送り届けるために、この時期に計画に従って数点の新版が作成されます。白尾隆太郎監修『パッケージデザインを学ぶ基礎知識から実践まで』や今井良朗編著『絵本とイラストレーション見えることば、見えないことば』は、通信教育課程の実技系科目(造形総合科目)の教育内容をリニューアルする力作です。...
日常の業務

そろいぶみ

2月も今日でおしまい。日数が少ないとはいえ、本当にあっという間でした。そして本日、昨日ハムコが紹介した2冊も含めて新しい教科書6冊全てが納品されました。今回からジャケット・帯のデザインが一新。これまでのデザインも教科書シリーズとしてのまとまりが感じられてよかったのですが、それぞれが個性を強く押し出すヴィジュアルは実に新鮮です。だから尚更なのでしょうが、つい先日まであたふたと編集作業を行っていたのが、こんな立派な姿になって帰ってきたか、よしよしといった感じ。とにかくできあがってよかった。それぞれの著者の先生はもちろん、ご協力いただいた多くの方々に感謝多謝です。あとは編集上の誤りなどがないことを祈...
やめよう自慢

みる・かぐ・さわる

「図書新聞」3月1日に「共にヨーロッパ留学体験をもつ彫刻家父子の往復書簡」と題して、松本夏樹先生が『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』紹介を書いてくださった。サブタイトル「西欧近代との邂逅という『大きな物語り』が父子二代の内に個的に再現される」がその内容をぴたりと言い得ている。松本夏樹先生は龍門先生ご長女の子息、つまり孫である。おじいちゃん子であった夏樹先生は、今や映像文化史の研究者であるが、おじいちゃんのアトリエで過ごした幼少期をそのアトリエの「匂い」で懐かしむ。さらには、塑造原型に巻くシュロ縄や油粘土の手触りを思い出すのだという。そして「今でも彫刻作品をみるとつい手を触れたくな...
日常の業務

嵐の…

嵐の前なのか、後なのか。とにかく6タイトルすべて2月28日に納品できると昨日確定して、明日にはその見本がやってきます。今日はかなりひさしぶりに穏やかな1日でした。[制作:呑猫]
いぬ・ねこ・かえる

マジックワード

先日、妹の子の3ヶ月健診に付いて行ってきました。生後3ヶ月の姪っ子。首の後ろにあざがあって、なかなか消えないことを気にしてた妹。助産師さんに相談したところ…「コウノトリのクチバシの跡よ。忘れたころに自然と消えてるから、大丈夫。」……わぁ。この期に及んで、まさかのコウノトリ登場!コウノトリが連れて来た説、健在⁉と思いつつも、そういう発想、言葉のチョイス、なんかいいなぁ…と。ちょっとワクワクしたというか、事実のその先がキラキラした出来事でした。そんなふうに、「?」の正体をワクワクさせるような、「?」に物語を見いだしていくような言葉を、サラッと言えたらいいな…ベビーにあざはつきものだそうな…全部、コ...
吉祥寺♥

かいぼりレポート

先週末、お世話になっている印刷所のKさんが「井の頭公園のかいぼりは25日から注水するらしいよ」と教えてくれました(24日だったかも)。なので、あわてて日曜日に行ってきました。2週続けて大雪が降ったので、池底を天日に晒せたのでしょうか?ボート乗り場近くの橋の上から東側を望むとこんなかんじでした。たしかに水がない。午前10時ごろです。写真左下隅にみえるのは橋の欄干です。そして橋の手前、桜の木の下に「どうしても抜けなかった」自転車が。縦に埋まってて、何度がんばっても抜けなかったそうです。「かわりに自転車の下の泥の中からこいつが出てきた」というかいぼり隊の方たちの会話を小耳に挟みました。「こいつ」と指...