日常の業務

救出大作戦!

今や立冬。2012年2月納品に向けて、夏からの課題であったテキスト(通信教育課程教科書)改訂版の文字データ救出大作戦!が、まったなしになってきました。初版が2004年のタイトル。データ入稿しているので、直す作業はそれほどでも……といいたいのですが、たくさんの諸問題が……。組版ソフトInDesign、QuarkXPressが混在し、Illustratorで作成されたデータが配置されていて、Illustratorのデータはもちろんアウトラインされてある。アウトライン、つまりは文字だけど画像になって、直しがきかないのです。せめて文字データだけ抽出できればという最後の希望が、次々と砕かれ……。最終手段...
ひとりごと

手紙を書く

世田谷美術館を舞台にした『美術館のワークショップ』は年末刊行を目指して大詰めです。第6章「日常即美術也(にちじょうすなわちびじゅつなり)」ここでは学芸員の髙橋直裕さんと美術家の太田三郎さんが「日常と美術」というテーマで4日間連続のワークショップをとりあげています。ある日は、手紙を書くというワークショップ。相手や内容によって、便箋や封筒、切手は異なるはず・・・この日のために、髙橋さんは「数枚でいいですから便箋と封筒と切手、お願いします!」と周囲の人に声を掛けて、各種多様なものを懸命に集めたとか。当日は太田さんと参加者がわいわいとやってくれるのを涼しい顔して見ていればいい(?)学芸員。しかし、ワー...
耳寄りなお話

ムサビで杉浦康平さんとポーランド・ブックアート展!!

芸術の秋です。編集ハムコも行ってきたという横浜トリエンナーレに行ってきました!閉幕まであと2日とのことですが、老若男女、人が多くて、ビックリしました。小さなお子さん連れの方も多かったです。作品も面白かったのですが、人々が真剣にみている姿に感動してしまいました。横浜美術館から、BankArtStudioへの移動途中にあった「人間性回復のチャンス」という大看板。一緒に行った友人が、「ほら、アナタあれ!」と看板を指すので、私は今、友人に人間性を指摘されている、この人は日頃、私にいいたいことがあったのだな、と勘ぐっているところ、「作品だよ」と言われああ、そうか、とつい笑顔に。島袋道浩さんの作品でした。...
日常の業務

CMS

Webサイトをリニューアルして1カ月。ちょこちょこと更新していますが、お気づきでしょうか? Topページのinformationとtopicsです。この2つはCMS機能を用いて、自分たちで更新作業ができます。なんて素敵! ブログなみにササッと書いて、パッとアップできる! と夢を膨らませていましたが……。文字だけなら簡単なのですが、やはり画像を入れたい、リンクさせたいと思うと必要なのはタグの知識。これまでのソースをコピぺしてしのいでいますが、このままではいけないと思うこの頃。4年前、デジタルハリウッドのwebコースで学び、まさに今の季節、必死の想いで卒業制作(企画書をかいて、実際にwebサイトを...
いぬ・ねこ・かえる

カラスと一緒に帰るのだ

11月である。今年もあと2ヶ月。何があっても来年は来る。やさしいような、冷酷なような。ややこしい仕事が片づいたので、外階段で一息ついてました。晩秋らしい独特の夕暮れです。空が色ガラスのように透明になって赤から墨色に暮れてゆきます。このグラデーションのなかに千変万化に思える色が潜んでいる、なんて思いながら中天に輝く三日月に気づく。きれいである。「カラスと一緒に帰りましょ」と夕焼け小やけの歌が流れてきます。近くの小学校が流しているのか、武蔵野市役所が流すのか、この界隈はいつも夕暮れになるとこの歌が流れます。一日千秋というのは楽しいことを待つこころですが、この場合は十年一日で変わらんなと思う。子ども...
ひとりごと

育児相談 その2

ネタがないときは、息子頼み。先日、3歳になった我が家の息子。絵を描いたり、ご飯を食べたりするのはすべて、左手。親族一同見渡してもサウスポーはひとりもいないのですが、どうしたことでしょう。で、相談。左利きってどうなんですか?個人的には憧れだったりするんですが、少なくとも日本の社会は右利き前提にでき上がっているようで将来苦労するのかなぁ、などと心配したりします。使い分けられるようにするといいじゃん、という意見もよく聞きますが何がどっちだといいんですかね?やはり文字を書くのは右手がいいのかな?ご自身が左利きの方、左利きのお子さんをお持ちの方、お話をお聞かせいただければ幸いです。(編集:凹山人)
いぬ・ねこ・かえる

カバに逢いにヨコハマへ

『美術手帖』10月号の「ヨコハマトリエンナーレ2011」をななめ読みしていたら、どうしても、デワール&ジャッケルの巨大なカバが見たくなってしまった。そのカバさんは、日本郵船海岸通倉庫にでーんといるらしい。20トンもの陶土でできているらしい。ぺたぺたと手で仕上げたらしい。かなりセクシーらしい。見たい。というわけで、カバに逢いにヨコハマにでかけました。いました、カバさん。しかし・・・・・・かわいいカバさんは、乾燥のために肩のあたりにザックリと亀裂がはしっていました。ショック!カバさんが割れている。まるで地割れみたい。カバさんが地面なのか、地面がカバさんなのか混乱。(ショックと混乱こそ「現代ビジツ」...
イベントのお知らせ

リンク☆

過去の伝票を整理してたんですね。え〜っと、2008年て平成何年だっけ…みたいなこと、ありますよね?で、ちょっと発見したことがあって…え〜っと…2008年て平成何年だっけ…ん?あ…。時間とリンクしてる!…のです。2008年=平成20年西暦の下2桁(08)を時計の午後表示にすると20時になりますよね。'08年=平成20年08時のPM表示=20時'09年=平成21年09時のPM表示=21時すごくないですか?!ちょっと宇宙マジック感じてしまいましたけど……もしかして知ってましたか?またおばか発言してたらすみません…。西暦と和暦をリンクさせなきゃいけない時があったら使ってみてください。ただこれ、2000...
イベントのお知らせ

ムサビ芸祭へ!

10月29(土)、30(日)、31(月)日の週末から月曜日までの3日間、武蔵野美術大学の芸術祭が開催されます。今年2011年のテーマは「START!」なんだかとても意味深であります。芸祭の中心やはり学生!毎年、学生達が作品の展示、演奏会やイベントなどとてもはりきって展示していて、自分としても刺激を受けるいい機会になっています。フリーマーケットも開催されており、陶芸や、作品を印刷したポストカードやTシャツ、エコバック手作りアクセサリーや古着まであります。そして屋台でお腹を満たして…。ムサビ色が濃いこの3日間。maupでも世界堂さんと並んで出店していますので、お越しの際はぜひ立ち寄って下さい!とっ...
耳寄りなお話

「TAKEO PAPER SHOW2011 本」へ

週末「TAKEOPAPERSHOW2011本」のメイン会場へ行ってきました。今年は、ちょっと趣が違って、くくりは「本」。78人が選んだ78冊の本を紹介するという企画です。会場は1カ所でない、という点も面白い試み。書籍は紙でできている、と同時に製本されていること、束があること、その実体を、しみじみと感じました。メイン会場の竹尾見本帖本店では、推薦者自身の大切な1冊を展示しているそうです(クラクラしそうなお目にかかれない本あり!)。またサテライト会場になっている書店のひとつ青山ブックセンター本店では、書店員さんおすすめの書籍が自筆のPOPで紹介されていました。11月4日までとのこと。ぜひ!GO!!...