謎の伎楽2

この蒸し暑さは何!? 東京おかしい!! と毒づいていたら涼しくなりました。8月末だから当然か…。ごめんね東京。

さて。謎の伎楽はどこからきたか。
中国大陸中南方の文化圏じゃないか、いや中央アジアじゃないか、チベットやインドの仮面劇だろう、ギリシャの仮面劇の影響もあるぞと、諸説あるそうです。なんたった謎ですから。

なぜ謎なのかというと、その後伝わった舞楽に押されて鎌倉期にいったん伝承が途絶えてしまったんですね。
でも全く滅んだわけじゃなく、例えばお祭りの獅子舞、とくに1つの獅子の中に二人が入って舞うものは伎楽の流れを汲んでいるといわれるそうです。
東大寺の大仏開眼1250年慶讃大法要で奉納された「獅子奮迅」は二人一組で舞う獅子舞でした。
(この辺りはとても面白いので、『日本古典芸能史』の24から5ページをご覧くださいませ)

そういえば、獅子じゃなくて鳥なのですが、
もう、うん十年も前に、東大寺のお水取りの真夜中の行を二月堂内陣の後ろのちっちゃいのぞき部屋(局というらしいです)からかいま見たことがありました。あのとき伎楽面の迦楼羅(かるら)のような影が暗闇を舞っていたような気がするのですが、夢かうつつか、なんだかはっきりしないのである。
でも、なんかかっこよかった。

編集:t:eeh

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