デザインに哲学は必要か

日差しが春めいてきました。春の暖かな光は猫の大好物です。この時期に日向ぼっこする猫の、なんとまあ満ち足りた姿であることか。惚れ惚れしちゃうね。

春になったら『デザインに哲学は必要か』が書店に並びます。9名の著者による論考集です。
編者である古賀徹先生は「哲学は自由を希求する」といいます。Aでしかないと規定された世界を読み替えて、世界はA’であり、それどころかBでもあり、Cでもあるという。
自由です。この場合の自由は、甘く無責任な「飴」ではなく、Aに絶望したからこそのA’でありBでありCであるというわけです。
そしてデザインも自由を希求します。
哲学との違いは、デザインには制作の結果としての具体物があるということ。
じゃ、その具体物がどのようにして世界を読み解いてゆくのか。
とても素敵な比喩が『デザインに哲学は必要か』の「序にかえて」にあります。
震えて待て!! じゃなくて、お待ちくださいませ。
編集:t:eeh

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