退任記念展

ムサビでは、その年を最後に退任される先生方(作品制作を行っている、主に美術系の先生)の展覧会が学内で開催されるのが慣例となっています。
今年は5月に通信教育課程の堀内貞明先生の展覧会があり、現在も、現学長・甲田洋二先生の展覧会が12号館地下1階展示室にて開催中(ちなみに甲田先生は昨年度が最後の年だったのですが、今年開催されています)。そして、まもなく油絵学科の柳澤紀子先生の展覧会も始まります。お三方とも、70歳、71歳とは思えないエネルギッシュな方々で、それは作品にも現われているのではないでしょうか。
とくに、柳澤先生とは身近に接する機会も多かったのでなおさら感じるのですが、その元気度は確実に年々上昇しているように思います。好奇心旺盛で、興味がある対象に向かってとことん突き進む姿は、学生にとっても大きな刺激なったことでしょう。ま、多くの場合、ただただ圧倒されるばかりなのですが……。とにかく、人間いくつになっても精神が柔軟で活き活きとしていることはすばらしい、と身を以て教えていただいている気がします。
そんな柳澤先生の展覧会では、オープニングイベントが行われる予定。題して「Reading Boutique」。朗読会とのことですが、どんな演出なのか今から楽しみです。ちなみにこのイベント、コーディネート&司会が『石元泰博 写真という思考』の著者である森山明子先生、そして出演者のひとりが『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』の著者である白石美雪先生ということで、出版局との因縁も浅からぬものとなっています。そうそう、出版局の今年度の図書目録の表紙は、柳澤作品ですしね。まさに揃い踏みといった感じ。
皆様も是非、足を運んでください。

(編集:凹山人)

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