本の森を自慢する

武蔵野美術大学 美術館・図書館は、
美術館と図書館が2階で繋がる武蔵美名物のひとつで、見学者も多いようです(学外見学希望者は事前申し込みが必要なので、ご注意くださいね)。

2010年に新しい建物(図書館)ができ、それまで「美術資料図書館」と呼ばれて美術館と図書館を併設していた建物は、いま美術館として機能しています。

美術大学にふさわしく、図書館には「ここにしかない」貴重な本がたくさんたくさんあります。
とくに、国内外美術展の展覧会図録の蔵書の充実度は国内有数です。t:eehはここでよくお世話になります。
超貴重な展覧会図録50,000冊が作家別・主題別に分類されていて、まさに宝の山なのです。

たとえばアンセルム・キーファーの場合。
かなり、よっぽど、大きな書店でもせいぜい作品集2〜3冊程度で、展覧会図録はほぼ見かけません。
だけど美術館・図書館2階の開架なら、5〜10冊はあったはず。図書館の検索システムで蔵書総数を調べたところ、アンセルム・キーファー関連の書籍は55冊!!ありました。

1階のカタログギャラリーで、両脇と目の前にキーファーの展覧会図録やら画集をうずたかく積み上げ、書架と机を何度も行ったり来たりしてキーファーの世界に沈潜していたのは1年前の、ちょうど今頃です。

梅雨はなかなかお目に書かれない本を見たくなる時期だったりする、のかもしれない。

編集:t:eeh

コメント

  1. Takenaka より:

    特徴のある、とてもいい美術館・図書館ですね。

  2. maup より:

    ありがとうございます。図書館の中に棲み、珍本・貴重本に埋もれて雨の日を過ごせたら楽しいだろうなと妄想します。

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