山崎章郎先生×関野吉晴先生「死の体験授業」

昨日のムサビ三鷹ルームでは、「地球永住計画」
関野吉晴先生と山崎章郎先生の対談があった。
山崎先生は、ホスピスで終末医療に携わる一方、
特任教授として5年間、ムサビで教壇に立たれ、
「死の体験授業」をされていた。
ものをつくる(生む)若い学生たちに、
死を見つめ、考えさせることは、つくることと
同じくらい重要だ(と、歳をとるとわかる)。

山崎先生は、ホスピスの患者さんたちに対して
「最後までお供しますよ」という気持ちで接して
おられるという。そうした患者さんたちに
「死んだらどうなると思いますか?」と聞くと
「あの世があると思います」と、たいていの人が
答えるそうで、そこで重ねて
「あの世で、会いたい人がいますか?」と聞くと
「ええ、います」という答えが必ず返ってくる。
「だから私は、あの世があるように思います」
と山崎先生は静かに話された。

来年の秋にむけて、ハムコは大きなプロジェクトに
取り組んでいる。そもそもの始まりは、このままでは
高見堅志郎先生に「合わせる顔がない」と思ったから。
鬼籍に入られた高見先生に「合わせる顔」と言って
しまうハムコは、やはり「あの世」があると信じて
いるのだろう。
[編集:ハムコ]

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