手のかたち・手のちから展

4月27日から5月6日までの10連休が明けた途端、ドン! ドン!! ドン!!! と超厳しい制作スケジュールの企画ものが目白押しなのである。
でもいずれも選りすぐりの面白い企画ものばかり。
まず第一弾は、2019年8月9日から9月21日まで開かれる「手のかたち・手のちから」(くらしの造形20)展に連動した企画で、福井県若狭地方の三方石観音に奉納された6万点余の「手足形」の造形の魅力を紹介し、人間の「手」の機能が「道具」へと展開して行く過程をさまざまな角度からとらえます。
さらに、人形浄瑠璃に出てくる人形の「手」、ねぶたの「手」、脳の機能を絵で表したもの、さらにそれを立体化したホムンクルスの像、動物の手、サルの骨格標本などなど盛りだくさんの画像で、手の造形の妙味と機能の奥深さを探ります。

ヒトの手の動きは実に繊細です。ボールを投げるのも、スプーンでご飯を口に運ぶのも、手が自在に動くからこそです(手首を骨折した時にいやというほど思い知った)。
手を自在に使うことによって、ヒトは、その他の動物と大きく異なる道を進むことになったような気がします。
あまりにも当たり前すぎてついつい忘れてしまうけれど、「手」がいかにすごいことを成し遂げているか。そういえば、映画「ターミネーター」も、もぎ取られた片手が物語の展開点だったね…。

今年のバラです。このバラの剪定でt:eehは右手首をやっちゃいました。4〜5年も前のことですが。「今年はバラの当たり年よ」と毎朝犬と散歩しているご近所さんが教えてくれたのですが、確かに当たり年でした。いつもに増して大輪で色が濃い。曇り空なので色は浅く写ってしまいましたが。

そして毅然と香るテイカかヅラ

編集:t:eeh

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