展覧会情報

東京地方。今日も朝から小雨まじりの曇り空。天気予報では、だいぶ先まで大小の違いはあるものの傘マークが並んでいます。晴れたら晴れたで猛暑は厳しいですが、さすがに太陽が恋しくなりますね。
そんな中、MAUP刊行『映像表現のプロセス』の著者のお一人である、ムサビ映像出身のアーティスト・志村信裕さんの展覧会が明日からはじまります。

「千葉の新進作家vol.1 志村信裕 残照」
会期:2019年7月13日(土)〜9月23日(火・祝)
会場:千葉県立美術館
  (千葉県千葉市中央区中央港1-10-1)
開館時間:9:00-16:30
休館日:月(祝日の場合は翌日)
観覧料:一般 300円/大学・高校生 150円
    /65歳以上・中学生以下無料
アクセス:JR京葉線・千葉都市モノレール
     「千葉みなと」駅から徒歩10分
その他詳細は美術館webサイトで → こちら

会期中のイベント
●アーティストトーク①
「表現の変容、そしてこれから」
ゲスト:森啓輔(千葉市美術館学芸員)
7月20日(土)13:30-15:00 
定員200名(当日先着順) 参加費:無料

●アーティストトーク②
「周縁をめぐってー《Nostalgia, Amnesia》を中心に」
ゲスト:港千尋(写真家、映像人類学者)
9月7日(土)13:30-15:00 
定員200名(当日先着順) 参加費:無料

●キュレータートーク
「これからの新進作家展」(当日先着順)
登壇者:伊藤貴弘(東京都写真美術館学芸員)、
神野真吾(千葉大学教授)、古屋梨奈(本展担当学芸員)
9月23日(月・祝)13:30-15:00 
定員200名(当日先着順) 参加費:無料

●ワークショップ
文庫カバー屋台
8月4日(日)10:30-12:00 
定員15名(当日9:30から整理券配布) 参加費:無料

志村さんによると、「DOMANI・明日展で発表した《Nostalgia, Amnesia》に加え、旧作を含めた計5点と、美術館が所蔵するバルビゾン派の19世紀絵画を織り交ぜた展示となる予定です。千葉県立美術館では今展が実質的に初めての現代美術の展覧会となります。足を運んだことがない方も多いかと思いますが、大高正人設計による美術館ということもあり、この機会にぜひ千葉みなとを訪れていただけると嬉しいです」とのこと。ぜひ、お出かけください。

また、『映像表現のプロセス』には、志村さんが修了制作として制作した映像インスタレーション《translate》の制作過程が詳細に記されています。さらに、附録のDVDで完成した作品の展示の様子を確認することができます。気鋭のアーティストの原点ともいうべき作品がいかにつくり出されたのか。展覧会にあわせて、ご一読をおすすめします。

(編集:凹山人)

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