そうだ、奥付をつくろう!

「ちゃんとここに座って、人の話を聞きなさい」
こういうセリフはお母さんが怒る前兆で、
察しのよい子どもならば、早く嵐が過ぎ去ることを
祈りつつ、神妙な顔をしてちょこんと座るもんです。
同じことを云われた訳ではないが、
ま、昨日の呑猫の頭の上には、そういうフキダシが
出ていましたね、当然ですね、制作担当としては。
編集担当ハムコ、もちろん観念して座ります。
なんのことはない、外部校正はいつ、どこに出すのか、
という「相談」です。
年度末まで6冊にかかわるハムコ、年内をどのように
やりくりするかで頭の中はいっぱいいっぱい、
来年のことなんて(って、数週間後の話だよ・・・)
というわけで、1冊ごとに頭を整理しつつ、
ほとんど告解にちかいような30分。
しかし、これを経て、ようやく「大丈夫、できる」
という気持ちになるから不思議なもんです。

どこの版元も似たようなものではないかと思うけれど、
著者校正(初校)が終わったあたりで、
奥付を作成するのではないか。
編集者にとっては、それは一区切りというよりも、
刊行できるという確信をもった時ではないかなぁ。
今朝、そうだ、奥付をつくろう、という心境になった。
いつもはデータを自分でつくるのだが、
なにしろいっぱいいっぱいなので、呑猫にあまえて
「目次つくってぇ、奥付もつくって〜」
昨日、怒られた(?)ことはすっかり忘れて。
(編集:ハムコ)

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