永年皆勤

仕事のことでは、いろいろなことが大波でやってきて
心休まることがなかったこの1年。
まず、めげないことを目標にしていた。趣味で続けている小原流いけばなのように。

その小原流東京支部から届いた先月の通知。

2022年に支部創立100周年を迎えるのだけれど、
12月の研究会に出席すれば、100周年記念講習会で永年皆勤10年以上として表彰されるという。
花材と型と花器があらかじめ提示されていて、一斉に50分でいけて、採点されるという月に1度開催される研究会。お稽古をしてから臨むのに、ダメダメな白札85点が続くと、凹むことこのうえない。
それでも、続けていれば少しづつでも社中の先輩方のように、いけられるようになるはずと、研究会は皆勤を更新してきた。そして12月の研究会も無事出席! 
この10余年、大きな怪我や病気がなかったから、それと収入が途絶えることがなかったから達成できたことなんだよなあ、としみじみ。
続けることができた理由は、身近に憧れの先生と先輩がいることも大きいのだろうなあ。なにせ、毎週お稽古の時間は、手直しをされて魔法をみているようなものなので。

年内営業日も残すところ、あと8日。
今年のうちに納品できるもの、諦めなければならないもの(よいことではないけれど)がはっきりしてきて、
少しだけ1年を振り返ることができる余裕ができた師走の今日この頃。

[制作:呑猫]

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