ばか親

昨夜、正確には今日の早朝より、2歳4ヶ月になる息子がヒューヒュー? ズヒィーズヒィー? 上手く表現できませんが、変な寝息をたてはじめました。何事かと思い妻と二人様子をうかがうと、「変な寝息」ではなくどうも呼吸が苦しいいわゆるゼーゼー状態らしい。すわっ、こりゃ大変だと抱きかかえてみると、熱い熱い。完全に、風邪の症状。
産まれてこのかた、風邪らしい風邪もひかず、夜中に熱を出すなんてはじめてという健康児の異常事態に、なれない親二人はおろおろしてしまいました。すぐに病院に行った方がよいのだろうかと迷い、夜間の医療相談に教えてもらった救急受付の病院に電話をかけて症状を伝えたところ、眠れるようなら朝まで様子見て朝一で病院にいけば大丈夫だろうとのこと。当人はヒューヒュー、ズヒィーズヒィーさせて、アヒルみたいな声になっているものの、自分で水飲んだり、笑ったりしてそれ程重症ではなさそう。ここは病院のアドバイスに従い、なるべく苦しくない体制で寝かせて朝病院に行くことにしました。
で、4時間程して、いつも予防接種などでお世話になっている最寄りの病院へ。その頃には熱もだいぶ治まり、ヒューヒュー、ズヒィーズヒィーも軽いヒーヒー程度に。念のためだ、薬もらいにいくだけ、くらいの気持ちでいたのですが、……衝撃の事実が。
担当の先生曰く、「アヒルみたいな声は声帯に風邪の菌がついて炎症を起こしたためで、ひどければ腫れて呼吸ができない状態になることもある。幸いその事態にはいたらなかったからよかったけれど、症状を発見した時点で救急病院に行くべきだった」。
がーん。息子よ。こりゃぁ風邪だ、と高をくくって楽観的な判断をしたばか親をどうか許してください。日頃健康だからといって油断してはいけないとばか親二人は気を引き締めました。
吸入式の薬を処方してもらい、看護師さんひとりではとても無理なので、私が抱きかかえて手足の自由を奪いながら猛烈にいやがるところに吸入マスクを押し付けること5分。ヒーヒーもアヒル声も嘘のように治まり、いつもの息子の声に戻りました。風邪がなおったわけではありませんが、大事にならず本当によかった。
しかし、救急病院のアドバイスひどくない? って、責任をほかに振ってはいけませんね。
反省至極です、はい。

(編集:凹山人)

コメント

  1. maup より:

    息子さん、
    症状が落ち着いてよかったですね。

    でも、本当に喉は危険なのですよ!
    私も3年ほど前に緊急入院しました。
    [営業ずっち☆]

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