メゾチント

昨日までの3日間、現在開講中のムサビ通信夏期スクーリングのお手伝いをしてきました。科目は版画5の「銅版画・メゾチント」。銅版画というとエッチングやアクアチント、ドライポイントなどがわりと知られているかと思いますが、これらは普通に絵を描くのと同様、元々真っ白なところに線や面を描き加えていく銅版画技法です。一方、メゾチントは版を黒いインクで刷った場合に全面真っ黒になる状態から、少しずつ明るいトーンをつくりながら絵を描いていく技法。版の表面を擦ったり、削ったりすることでトーンをつくるのですが、その加減はとても繊細で微妙。まあとにかく、短い日程でやるのはなかなか厳しい内容なのです。それでも毎年、なんとか完成と言えるところまでもっていくことに、学生さんとともに悪戦苦闘する怒濤の3日間。今年は、台風接近に伴う授業時間の短縮という、更なる試練も科せられどうなることかと思いましたが、学生さんのがんばりによって良い作品が出来上がりました。良かった。

メゾチントについてはこちら(→ 造形ファイル・メゾチント)をご覧ください。また、弊社刊行『新版 版画』(→ こちら)でも知ることができますので、是非。

版画といえば、ムサビ美術館で開催されているリトグラフの展覧会「リトグラフ 石のまわりで」展も、公開は本日(18時まで)とオープンキャンパス開催日である8月18日(土)、19日(日)の2日間を残すのみとなりました。未だご覧になっていない方は、オープンキャンパスとあわせて是非お出かけください。

展覧会詳細 → こちら

MAUオープンキャンパス 8.18 & 8.19 詳細 → こちら

(編集:凹山人)

 

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