牧野良三―舞台美術における伝達と表現

今日の東京地方、暖かかった昨日に比べてだいぶ気温は低かったものの、朝からよく晴れて気持ちのいい一日でした。

そんな中、今年の春刊行した『モノと空間のデザインを考える』の編著者である牧野良三先生の退任記念展が、今週からムサビの美術館で始まっています。

「牧野良三―舞台美術における伝達と表現」

会期:2021年11月29日(月)~12月21日(火) 
   ※水曜日休館
時間:10:00~18:00 
   ※土・日曜日は10:00~17:00
会場:武蔵野美術大学 美術館・図書館 展示室4・5
観覧料:無料

『本展は、長年にわたって多くの舞台美術のデザインや商業施設・テーマパークの開発・デザイン設計を行ってきた本学教授牧野良三の自選展です。舞台美術や演出空間における視覚環境の可能性を追求してきた牧野が、本展にて提示しようとするのは、「舞台形式が異なる時、どのように情報の差異を伝え表現するのか」ということです。
今回は、牧野が携わってきた舞台美術の仕事のうち、歌劇である「オペラ」と、より音楽に焦点を当てた演奏会形式の「オペラ コンチェルタンテ」という二つの形式で上演された演目の資料を比較することで、舞台美術の役割とは何なのかを改めて考える機会といたします。』(美術館webサイトより)

その他詳細は、美術館のwebサイトでご確認ください。→ こちら

『モノと空間のデザインを考える』にも数点掲載されていますが、先生が描かれる舞台美術のためのイメージ画が素晴らしいんですよねぇ。私もまだ展覧会に行けていないのですが、きっと並んでいるであろうイメージ画のオリジナルを拝見するのが楽しみです。

現在、予約無しでどなたでもご覧いただけます。引き続き、新型コロナウイルス感染に対する対策をしっかりした上で、是非、足をお運びください。

※同時開催「助教・助手展2021 武蔵野美術大学 助教・助手研究発表」

(編集:凹山人)

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