オビがない!

先週半ばのこと、背中合わせに座っている凹山人に
「オビを考えたので見てもらえませんか?」と
突然、声をかけられた。
その時、私は『造形の基礎』版権処理の真っ最中で、
ココロの中で「ううう、アバカノヴィッチはどこに、
どうやって交渉すればいいんだぁ!」と叫んでいた。
ゆえに思わず「なんのこと?」と聞き返してしまった。

凹山人「三浦先生の『絵画の材料』のオビです」
ハムコ「オビ?!」
凹山人「月末に入稿するオビですよ!」

そ、そうだ、今月末に入稿しなければ、
来月末に、納品できない。
凹山人の言うことは、いつも、正しい。
おい、ハムコ、きみは4冊のオビを考えるんだぞ。
『造形の基礎 アートに生きる。デザインを生きる。』
『美術の授業のつくりかた』
『求められる美術教育』
『これからの生活指導と進路指導』
すらすらとタイトルが言えるだけでも、まだマシだ。
いやいや、そんなこと言ってる場合ぢゃ・・・
(以上、すべてココロの声)

正気に返って、凹山人のオビを拝見。
「うーん、素材、画材、材料、短いオビに3つも
出てくるのは、いかがなものか」
などもっともなことを言いつつ、ココロの中の叫びは
おさまらないのであった。
(編集:ハムコ)

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