装丁合戦

今週のMAUPは、緊張感(悲壮感)が漂っている。
入稿がつづく年度末の恒例。
昨日は『総合学習とアート』『ファシリテーションの技法』2冊のカバー色校が届き、
呑猫がさっそく裁断して束見本にかけてくれました。

左下は昨年度刊行の『特別支援教育とアート
右側の『総合学習とアート』はその姉妹編。
いずれもムサビで教職課程を履修する学生の皆さんの教科書です。

左上の『ファシリテーションの技法』は、ややや、いつもと違います。
下の姉妹編とおなじく、デザイナーは臼井新太郎さんなんですが
「変化球」をあえてお願いしました。
姉妹編はこれから教師になろうとする人の教科書、
ファシリテーションの技法』は教員免許更新講習の教科書です。
つまり、現役の教師である先生方が読者対象となるため、こんな違いを出しました。
社内では、装丁によるシリーズ感を大事にしていますが、
本屋さんに並ぶとそんなことは関係ありません。
1冊ごとに勝負しないといけない。
この子たちは、ひとりでも絶対に負けないようになっています。
力強い「文字力」でしょ?
臼井さんの装丁は、優しくて強い、そういう印象を持っています。

で、右上の『くわしすぎる教育勅語』は、太郎次郎社エディタスさん。
御担当の須田さんがTwitterでたくさん呟いていらっしゃいます。
八重洲ブックセンターの面陳、すごいなぁ。
須田さん、おたがいにお正月もなくてタイヘンでしたよね。
たくさん売れますように。うちも便乗したいです。

あ、なんで他社の宣伝するのかって?
4冊とも、著者が高橋陽一先生だから。
高橋先生、はしゃいでないで、さっさと献本リストを送ってください。
[どこまでも督促:ハムコ]

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